魔のイヤイヤ期が本質的に解決するおすすめ本【イヤイヤなし育児2歳半レポート】

西原式育児

こんにちは。4歳2歳の姉妹の母、もむらです。
魔のイヤイヤ期を迎えて困っているお母さんへ。
私の長女もイヤイヤ期が強烈でした。
洋服着ない
保育園行かない
寝ない
歯磨きしない
オムツ履かない
とにかくなんでもイヤ。
保育園に行くのも感づかれると暴れ出すので、担いで登園して、保育室に投げていくような日々でした・・w
子供は好きだけど、癇癪に付き合うのは無理!!と思ってたので
どーにかしてイヤイヤ期を経験しない方法ないかなぁと思っていたところ
「西原式育児」という育児法に出会いました。
イヤイヤに向き合うために母親のメンタルを鍛えるとか、子供の気持ちに寄り添うとか色んな情報を見たけど、どれも本質的じゃなくて。
そもそもなぜイヤイヤ期が訪れるかというメカニズムを知って、イヤイヤ期を経験しない幸せな子育てをしてほしいんです。

実際にイヤイヤなし育児をやってみて、2歳半の次女はどうなったか

正直なことを言うと、イヤイヤはあります。
朝から着たい洋服がなくて一悶着してます😂
今朝はプリキュアの歯ブラシがピンクじゃないと怒ってましたw(ピンクは寝てる間に長女4歳にとられた)
自我もある。主張もある。
姉妹でケンカもするし、モノの取り合いもする。
でも、イヤイヤが
「魔のイヤイヤ期」じゃない。
癇癪も変なぐずりもない。
話せばわかる。
基本機嫌がいい。
誰にでも人見知りしない。
ざっくり言うとこんな感じです。

イヤイヤなし育児をしていて育児が楽になったポイント

寝ぐず、起きぐずがない

長女の時は朝起きる時は泣き声と共に。
寝る時はギャン泣きで疲れ果ててから。と言う感じでした。
よく夫と「眠いなら寝ればいいのになんで泣くんだろうね」と話していました。
それが、西原式育児を始めたら
朝はご機嫌に「おはよー」と言って起きてきて
夜は「ねりる」といって勝手に寝てしまう2歳児。
寝かしつけもほとんどしてないなぁ。

自制心がある!!!

長女が2歳児の頃は「アイス食べたい」と言い出すと執念深くて
食べるまでぜっっっっっっっっっっっっっっっっったいに諦めませんでした。
私の出産前後がピークで、毎日セブンイレブンに行ってお菓子を買わないと起こり続け、スルーしようものなら夜中に買いに行かされたりしていましたw
ショッピングモールのガチャガチャの前でひっくり返ったり
買おうとしてるお菓子を離さないからレジで無理やり引っぺがしたり
っていうことがよくあったけど。
今も出先でジュースを欲しがることもあるけど、100%ジュース限定で、冷たいままはNGにしているので、帰ってレンジで少し温めてから飲ませてます。
4歳児もおりこーに待っててくれるようになりました。

お母さんから離れられる

ママ!ママ!とぐずっている子の中には、お腹が苦しくてママに助けを求めている子も多いなと感じます。
お腹が不快だから、ママに抱っこしてほしい。
西原式で育ててているとお腹の不快がないので、ママなしで楽しく遊んでることが多いです。
西原式育児を徹底しているママ友の子を預かっても
超ーーーーーー楽!!!です。
預けてもグズらない子供なら、友達同士で預けあえるし親も楽ですよねー。

行ってることが伝わる

ちょっとゴミ捨て行ってくるよ、っていうのが伝わらなくて世界の終わりみたいに泣かれることも多々ありました。
だーかーらー!ちょっとごみ捨ててくるだけって言ってんだろうがっ!!(怒)と言いたくもなる。
砂糖や油、小麦、卵、加工品などの解禁が遅いので、錯乱させるものが体に入らなければ大人の言ってることを素直に受け入れることができるってことなんだと思うのです。

たくさんの子供を撮ってきたカメラマン視点

本業は写真館のカメラマンで、七五三の撮影や幼稚園保育園の行事撮影で子供の写真を撮る機会が多かった私の視点。
七五三の3歳女の子の撮影というのがあるので、子供のイヤイヤや癇癪にはそこらのお母さんよりずーーーっと付き合ってきました・・
たまに、やけにおとなしい子いますよね。
聞き分けのいいイヤイヤのない子いるじゃないですか。
私は必ずいい子ちゃんのお母さんに
「すごいいい子ですよねーーー!羨ましい。おうちでもこんな感じなんですか?」
と聞くと、100%の確率で
「いえ・・・家では大変なことになってます・・」
という答えが返ってきますw
表向きは大人しくても、家に帰ると怪獣になる子がほとんどのようで。
実際撮影が終わって本性が現れたりして、めっちゃどつかれたりしますw
私が長年子供の撮影をしていて感じてたのは
子供にも表の顔と裏の顔がある、ということ。
それに対して西原っこは
表ではいい子、という現象がない
と私は感じています。

イヤイヤなし育児とは

口腔専門の西原克成医師が提唱する「西原式育児」。
実践していると「魔のイヤイヤ期」が訪れないというママ友の経験談から「イヤイヤなし育児」と名付けて実践ちゅうです。
ママ友のブログ→つぅ~な話 西原式育児の実践と検証
大まかな概要はこちら。

1 母乳育児が基本、あるいは乳幼児用粉ミルクの使用を
2 口呼吸を改め、鼻呼吸に
3 かならず仰向けで寝かせること
4 緑便、血便は危険信号
5 赤ちゃんをいつも温かくして育てましょう
6 紙おむつ、きついゴムひもはやめましょう
7 はいはい期間がとても大切
引用 「病気しらずの子育てー忘れられた育児の原点」西原克成著

母子手帳やふつーの育児書に書かれている育児と違う点をまとめてみました。
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イヤイヤなし育児にもデメリットはあるよ

イヤイヤなし育児自体はシンプルだけど、世間の認識とずいぶん違うので周囲の理解を得るのが大変です。
夫、保育園や祖父母、健診、近所のおやつくれるマダムなどなど。。
私の母も仕事で預けるとき毎週のように
「次女に何を食べさせたらいいかわからない!!」とお小言を言われますw
子供自身も、周囲が当たり前に食べているお菓子やジュースを自分たちは食べられないことをわかっています。
「おねえさんになってからだよね!」と言うようになって切なくなるときもあります。
うちの場合は砂糖菓子もジュースもなんでも食べてたから、知ってるものを我慢させるというのは残酷だなぁと思います。
西原式育児を徹底しているおしげさんは「知らなければ我慢にならない」と名言を吐いています。
外のお菓子をダメにしてる代わりにおうちで無糖りんごゼリー作ったりしてます。

冷えがとれて腸内が整うとイヤイヤがなくなる

正直な話、次女もつい最近まではふつうにイヤイヤしたり癇癪を起こしたりしていました。
砂糖もとってないし離乳も遅らせてるのになぜ!?と思っていましたが
便の色も緑色だったし、紙おむつをなかなかやめられなかったりして、冷やしちゃいけないとわかっていても家の中ではどうしても脱いでしまうので裸族として過ごしていました。
西原先生に見られたら激怒されそうです。。
この夏でオムツを取る!と決意して薄いパンツを買い込んでトイトレを始めました。
すると2週間くらい経って、緑の便が出なくなったことに気づきました!!
そうか、西原研究所で再三怒られた
「子供を冷やすと大変なことになるんだぞ!!」
「赤ちゃんに紙おむつをつけるなんて虐待なんですよ!!!」
これらのことがやっと腑に落ちた瞬間でした。
冷えがとれて、あお向け寝で寝てくれて、着せた衣類を脱がないようになって、消化能力に見合ったものを食べて腸内が整う。
ここまで徹底してやっとイヤイヤなしというゾーンに入れるんだと思います。
周囲のママ友もそうだけど
「離乳の開始を遅らせるだけ」「温かい飲み物だけ」「できることだけやる」
では「イヤイヤなし育児」にはたどり着かないのです。。
そこは厳しいところだよね。

イヤイヤは子育ての幸せを奪う

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長女のイヤイヤは次女が産まれるあたりがピークでした。
なんだかわからないけど1時間泣いている、ということがザラでした。
長女も西原式育児で小麦や砂糖、刺身を控えるようになってから憑き物が落ちたように落ち着きました。
周囲には相談しなかったけど、魔のイヤイヤの頃は育児がほんとにつらかった。
家ではわからんちんに向かって怒鳴りまくってました・・・
真面目に母子手帳育児書通りに離乳食作って食べさせてたけど、それが子供にとって負担だったなんて、知った時は天地がひっくり返るかと思いました。
ぐずったり癇癪を起こさない2歳児はほんとにかわいい。
毎日恵比寿天みたいな顔をして姉妹を眺められるようになったのも西原式育児のおかげです。
本来こどもはおかあさんを困らせようと思ってないし、育児は幸せなものだと思う。
ぜひ、実践してみてくださいね!

イヤイヤなし育児オススメ本

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病気知らずの子育て―忘れられた育児の原点
基本の一冊。まずはこれを読んでみろ!って感じです。
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赤ちゃんの生命のきまり―知ってかんがえて育てよう
小児科の先生向けに書かれた本なので少し難読ですが、こちらも基本の一冊です。
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アトピーが治った!―5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る
アトピーの人にはぜひ読んでほしいのですが、アトピーがなくても挿し絵が多くてわかりやすい一冊なのでぜひ読んでほしいです。
西原式育児を実践したい!という人はだいたい何冊か西原先生の書籍を読み漁っているようです。私も西原先生の育児関係の本は全部読んだかな。
あなたの育児が幸せになることを願っています!

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