1分で簡単に作れる自然の栄養ドリンク「梅しょう番茶」で疲労回復!砂糖たっぷり栄養ドリンクで一時的に元気になるより、梅干しで心から元気になろう。

薬なし育児

こんにちは。姉妹の母で仙人主婦のもむらです。

仕事や子育てでお疲れの方、毎日本当にお疲れ様です。

私も子どもが夏休みに突入して、3歳児なのに朝から11時頃までフルパワーで動くバイタリティに付き合う日々です。子どものパワーってすごいですね・・・

以前はよく仕事の繁忙期に栄養ドリンクのお世話になっていました。

繁忙期と閑散期の差が激しい仕事なので、繁忙期になるとスタッフ全員の瓶のゴミがすごい量になります。

飲むと気持ちがアガりますし、よくお世話になっていました。でも、本当に疲労が取れる飲み物や食べ物ってなんだろう?と真剣に考えてまとめてみました。

梅干し・しょうゆ・生姜を番茶で割った梅しょう番茶という飲み物が疲労回復にオススメですよー。

疲労・過労とは

疲労物質には食べ物によって発生するものとストレス性のものがあります。

食べたものが不完全燃焼を起こしたり、バランスが乱れた食事や生命力が低下している精白食品を食べると疲労物質ができます。

まるごとの全体食をとって、代謝に必要なバランスをととのえましょう。

疲れにくく、ストレスに負けないからだを作ることも大切です。これも、食のバランスを中庸にととのえることで、何事にも左右されにくい体質ができあがります。

ふだんの食事は完全燃焼する食べ物(未精白の穀物)を中心に。疲労物質をためる精白食や動物性食品は極力控えます。

参考「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森 一慧著

疲労=陰性の状態。中庸のバランスに戻すための陽性の梅しょう番茶

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引用 マクロビオティック日本CI協会サイト/陰陽表

疲労というのは、体が陰性に傾いている状態。体が健康な状態というのは中庸(陰にも陽にも傾いていない状態)です。

疲労している状態(陰性)の時は、梅干し、しょうゆ、味噌、梅しょう番茶などの「塩」で陽性にもっていく方が自然です。

栄養ドリンクは基本的に甘く、極陰性の砂糖がたくさん使われています。

一時的に血糖値が上昇して元気になった感じがしますが、そのあとにだるくなることもしばしばでした。

仕事中に栄養ドリンクを飲む

→テンションが上がって頑張れる

→家に帰ってから「何もしたくない・・」「何も考えたく無い・・」

とグッタリすることもよくありました。

最近は疲れると3年熟成された豆味噌をひと舐めしたり、梅干しを一粒食べたり、梅しょう番茶を飲んだりして疲労回復につとめます。

梅しょう番茶のレシピ

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《効用》

疲労回復、胃腸強化、腹痛、血液浄化、冷え性、かぜ、神経痛、貧血、低血圧、下痢、頻脈、動悸に

《材料の割合(一回分)》

梅干し・・・・・・・中一個

しょうゆ・・・・・・小さじ1&1/2

しょうがのすりおろし・・・・・小さじ1

三年番茶・・・・・・150〜200ml

《作り方&飲み方》

梅干しを湯のみ茶碗などにいれて箸でよく潰し分量のしょうが汁(またはしょうがおろし)としょうゆを加え、グラグラ煮立ってる番茶を注ぎます。熱いうちに飲みます。  

参考「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森 一慧著

薬になる梅・しょうゆ・番茶の選び方

梅干しは無添加&天然塩で作られたものを使用すると薬として最大限の効果を発揮します。しょうゆも天然醸造で、できれば長期熟成されたものがいいですね。

薬になる梅干しの選び方 

梅干しの原材料は梅と塩。(紫蘇を入れる梅干しもあります)

塩は必ず「天然塩」のものを選んでください。

塩について詳しく知りたい方は、IN YOUライターのkuminさんの記事がおすすめ。

一時間半で全ての魚が死亡したミネラルが欠如した「塩」の正体はスーパーに並ぶ塩と同じだった。

塩も選び方によっては毒にも薬にもなります。1時間半で全ての魚が死亡した塩を選ぶか、薬になるミネラルたっぷりの天然塩を選ぶかはあなた次第です。

私からのオススメは海の精の梅干し。間違いないやつです。

 

梅干しが苦手な方は粒が小さい小梅からトライしてみてください。

 

本気の方は樽でどうぞ。 

薬になるしょうゆの選び方

しょうゆはきちんと選べば素晴らしい作用がたくさんあります。

きちんとした製法で作られたしょうゆなら抗酸化物質がたくさん含まれていて体内の酸化物質を代謝してくれたり、胃腸の調子を整えてくれたり、血液循環や造血機能を正常にしたり、素晴らしい作用があります。

しょうゆは脱脂加工大豆や遺伝子組み換えの心配がない、国産大豆を使ったものを選びましょう。杉樽に仕込んで二夏以上熟成させた長期熟成ものを選ぶと、時間をかけた素晴らしい味と香りを味わえます。そして腸内で善玉菌を応援する有用菌が生まれます。

参考「からだの自然治癒力をひきだす「毎日のごはん」―おいしく食べて元気になるレシピ集

「からだの自然治癒力」シリーズを書いている大森 一慧さんがオススメするしょうゆは「本造りしょうゆ」です。

 

 私も以前使っていました。一升瓶も届けてくれるAmazonってありがたいですね〜

最近は近所にある醸造所の「キッコーゴ醤油」を買っています。

キッコーマンのパクリじゃ無いですよ、むしろキッコーゴの方が歴史が古いんですよ。

国産大豆、国産小麦、オーストラリア産の天日塩を使用しています。塩が国産で無いところが惜しいですが、一升700円以下の安さに心奪われています。。

あと、一升瓶を醸造所に持っていくと1本10円で引き取ってくれるのでエコロジーです。

番茶の選び方

あまり大きな声では言えませんが、よく梅しょう番茶の「番茶なし」を作ってしまいます。なんだか番茶を淹れるのが面倒くさくて(^_^;)

選ぶなら、有機・三年ものの番茶がオススメです。

生姜はすりおろしを冷凍がベスト!

生姜のパウダーなど、生姜の加工品はいろいろ試しましたがやはり生の根生姜をすりおろして使うのが一番効く感じがします。

すりおろした生姜を平べったく冷凍しておいて、梅しょう番茶を飲みたいときにポキポキ折って使います。

塩が足りないと無気力になる 

世の中は減塩ブームで「塩辛い食事は体に悪い」と思い込んでいる方は多いと思います。

梅干しやしょうゆもとりすぎてはいけないもののと思っている方も多いのでは?

私も長女を出産する病院で徹底した減塩料理を教わりました。しかし、出産当日から180もの高血圧で苦しみ、産後うつ、無気力、じんましん、子供のアレルギーなどに苦しみました。

先日買った「日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康」という本ですべてが繋がりました。

この本を書いている海の精株式会社の代表村上譲顕さんは塩で心身の不調を治した方です。

日本人はいつから塩のありがたみを忘れてしまったのでしょう。

それどころか、高血圧を引き起こし、体を壊す元凶と、塩を目のかたきにする始末です。

しかし塩は本来、そんな扱いを受ける存在ではありません。塩は人間にとって「いのちの源」なのです。そして私にとっての塩は、自分の体と心を救ってくれた命の恩人的な存在です。

いのちの源である塩を敬遠して、どうして健康体を維持できるでしょう。体は塩を必要としているのに「体に悪い」と思い込んで、不自然に減塩し、おいしくない食事でがまんしているなんて、間違っています。

人間、塩をしっかりとらないとダメなのです。塩不足は健康を損ないます。

日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康」冒頭部分より

実際に徹底して減塩していた長女の出産前後は体調不良のオンパレードでしたが、天然塩を「やや濃いめだけどおいしい」と感じるくらいに味付けをしている今の方が毎日元気です。梅干しや味噌、しょうゆも積極的にとっています。 

お砂糖たっぷりの栄養ドリンクより、ミネラルがたっぷり含まれた天然塩で作られた梅干しやしょうゆで作られた「梅しょう番茶」は心身ともに元気になれます。

 ぜひ!夏バテに負けない体をつくるために、梅しょう番茶の材料を揃えて作ってみてくださいね。

 

 

 

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