4歳2歳の姉妹の母で、INYOUの公式ライターをしている仙人主婦もむらと申します。
ご主人がなんとなく調子が悪そうで心配している奥様へ。
夫がある日突然病気で倒れたら。。と手厚い保険をかけている人も多いと思います。
妊娠・出産を経験する女性とは違い、男性の健康に対する意識は二歩も三歩もズレてしまうのは仕方のないこと。
人間ドックや健康診断をしていても、ある日突然発症するまで何もできないのか?
いえいえそんなことはありません。
意外に「顔」は多くのことを物語っています。
嫁のカンを磨いて、夫の病気を未然に防げる人になりましょう!
顔色、わかりますか?
私は本業カメラマンで、老舗写真館でたくさんの人を撮影させていただいています。
証明写真が一番顔色を出すのがシビアで
この人赤っぽいなーとか
この人青っぽいなー
という顔色はたくさん見てきました。
女の人はファンデーションで隠せるけど、男の人は歳をとると顔色が顕著にでます。
東洋医学(中医学)では、この顔の「色」や「顔の症状」でどこの臓器に不調が出ているかがわかります。
こちらの本を参考に、自分やご主人の顔症状チェックをしてみましょう!
肝タイプー青色
- 顔が青黒い
- 顔に青筋が出ている
- 眼精疲労・視力低下
- 涙が出やすい
- 白目が黄色い、あるいは赤い
- 目の周りにシミがある
- 鼻の頭が赤い
- 鼻血が出やすい
- 舌の裏の静脈が怒張している
お酒をよく飲む、顔が紫になってる人見たことありますか?
肝にきているかもしれません。
ちなみに私は油っぽい肌質なのですが、胆汁酸が少なくなって油を消化できないから顔に出てきているんだそうです。確かに調子が悪いと油が出てくる・・
(肝臓と胆嚢は東洋医学ではセットになっています)
心タイプー赤色
- 顔全体が赤い、ほてる
- 舌の先端が赤い、または全体的部分的に紫色
- 顔がむくむ
- 舌裏の静脈が怒張している
顔を真っ赤にして怒るおじさん、見たことありますか?
心にきているタイプです。
胃腸(脾)タイプー黄色
- 顔が黄色い
- 肌が弱い、敏感肌
- 顔や体のむくみ
- 顔のたるみ、毛穴の開きが気になる
- 薄眼を開けて寝るときがある
- 吹き出物、湿疹、口内炎が出やすい
- 口が臭い
- 口の中が乾きやすい
- 歯茎の腫れ、出血
- 唾液が多い
- 舌の周囲に歯型がつく
- 舌が白い、または赤い
- 舌苔が白く厚い
私は胃腸、脾が弱いタイプで顔色も黄色いです。当てはまることも多い。。
肺タイプー白
- 顔が白っぽい、色白
- じんましんや湿疹が出やすい
- 鼻が詰まる、鼻水がよく出る
- 鼻やほおに吹き出物ができたり、鼻が痛む
- 口で呼吸をしていることが多い
- 咳やたんがよく出る
私は肺も弱いタイプ。弱い臓器は1つではなく、複数であることも多いです。
腎タイプー黒
- 髪が細くて弱い、あるいは若白髪
- 脱毛が目立つ
- 顔が黒ずんでいる
- 耳の周りに湿疹が出やすい
- 目の下にクマがある
- 目に力がない
- まぶたがむくみやすい
- 舌の周囲に歯型がつく
- 舌が赤く、舌苔が薄い
- 歯が弱い、虫歯が多い
この腎が悪いタイプというのは非常に多いですね〜
目の下のクマは表面的なものではないのです。
ちなみに、健康的な色黒と違って、腎の悪い人は肌を通ってる水が黒い(他の肌色も同じ)だそうです。
男性の顔色チェック
例えば、しゃべくり007を見ていると、メンバー1人1人顔色違いますよね?
チュートリアルの2人は比較的健康的な顔色をしているけど、後の人はなんとなーく病的。
特に最近は名倉さんがヤバいなと思います。
だいぶ前になりますが、TKOの2人が不摂生が続いているのか顔色がヤバいなーと思ってたことがあって、そう思った直後に入院して驚きました。
顔色が悪くても元気にテレビにで続けている人もいますけどね。
ちなみにうちの夫は酒タバコ歴が長く、赤青黒い顔色をしている時期がありました。
私の中のセンサーが全力で「ヤバい!!!!」と騒いでいて、初めて人間ドックに行ってきました。
お恥ずかしい話ですが、人間ドックは自分で行ってね、という会社なので44歳にして初めて人間ドックに行ってきました。
ただちに治療が必要なレベルではありませんでしたが、色々生活指導は受けたようで、酒タバコをやめて、自分でOLみたいな野菜たっぷりなお弁当を毎日せっせと作っています。うふふw
夫がお酒をやめて2週間くらい経ったところで、顔の青みが抜けきたのをみて、人間ってすごい!と思いました。
本人はなんとなく調子が悪いけど、大丈夫。数値的には正常。と思ってても、周囲から見るとその顔色ヤバいよ?ということは多々あると思います。
職場の店長(1日3食コンビニ飯、喫煙者)は青白くて肺と肝にきている顔色をしていますが、人間ドックはA判定です。
いつも店長の人間ドックの結果は「人間って不公平だ」と思います。
正常値=健康ではない
西洋医学では検査データの平均値から、一定の正常値という基準を定めます。
数値が正常範囲内なら、自覚症状があっても病気とはみなしません。
それに対して東洋医学は正常値という概念がありません。
四季の変化や生活環境などによって健康な状態も変わり、健康な状態が崩れる「未病」へと傾きます。
体は日々変化するのが当たり前で、年間を通して体は変化しています。
花粉症などもそうですが、毎年○月に体調崩すんだよなーという人、多いですよね。
東洋医学では「未病」も病気のうちです。
毎年健康診断・人間ドック行ってるよ!という人でも、次の健診までに体調が一定とは思いませんよね?
未病のうちから対処できるのが東洋医学のいいところ。
体のどこに病があるかを診断することを八綱弁証といいます。
どこが悪いかわかったら、漢方薬や鍼灸治療、薬膳などで体をよくしていきます。
(この、どこが悪いかがわかるようになるのが大変なのですが。。)
私も最近東洋医学の先生にツボ押しで歯ぎしり・食いしばりを治してもらいました。
ツボや漢方のおもしろさに目覚め、毎日少しずつではありますが勉強しています。
毎日経穴マップを眺めるマニアックな主婦
子供のアトピーや肌荒れも、どこの経絡上に出ているか、どの時間帯に悪化するかなどで 体のどこに病があるかがわかります。
もちろん、東洋医学にも弱点はあります。
急性の症状や怪我は西洋医学の方が得意です。
東洋医学には数値がないので、診る人の経験値によって診断も変わってきます。
(近所の漢方薬局で言われることと、東洋医学の先生の診断が全然違ったりします)
西洋医学も並行して利用していくといいと思うのです。
全ての病気を治せる医学はないので、いろんな医学を取り入れていけばいいんだと思います。
ある日突然病気になる、なんてことはありません。
体は病気になる前にサインを発しまくっています。
あなたが気付けるかどうか、です。
ぜひ、嫁のカンを磨いて夫の不調に気付けるようになってほしいです。
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