こんにちは。5歳2歳の姉妹の母、あすかです。
本日の書評はジャパンマニシスト社のちいさい・おおきい・よわい・つよいという雑誌の「効果は?安全性は?ヒブ、肺炎球菌、日本脳炎、ポリオ・ワクチン」という特集です。
この本は薬に慎重な小児科医、山田真先生の診療所に置いてありました。
ヒブ・肺炎球菌同時接種で相次いで8人亡くなっていて、接種の安全性が確認されないまま東日本大震災のドサクサで再開しています。
ヒブと肺炎球菌について山田先生は「昨年定期化された『ヒブ』や『肺炎球菌』に実際かかって、大ごとになった子どもを見たことがない」という一方で接種を推奨する医師もいます。その辺も書いてみました。
赤ちゃんが生まれて、最初に打つワクチン群だから。
ここで立ち止まってもらえたらと思います。
目次・あらすじ
特集Ⅰ 効果は?安全性は?ヒブ、肺炎球菌、日本脳炎、ポリオ・ワクチン
特集Ⅱ どう向き合う?どうおさめる?震災、放射能不安
その名の通り、ヒブ、肺炎球菌、日本脳炎、ポリオ・ワクチンについてメリットデメリットを比べて考えよう。です。
予防接種推進派、反対派とパックリ別れる中、予防接種慎重派医師でかかりつけ小児科医の山田真先生が編集代表を勤めているので、中立的な視点で初めてママにも受け取りやすいと思います。
ヒブ、肺炎球菌の同時接種で死亡事故
以前インユーでも記事しましたが、ヒブと肺炎球菌の同時接種については8人相次いで亡くなっていて、一時的に接種を中止。
しかし安全性根拠もなく接種が再開され現在に至っています。
東日本大震災のドサクサに紛れて。。
3.11にかき消されたワクチン同時接種による乳幼児の死亡事故。それでもあなたは6本の同時接種を選びますか?
勘弁してほしいですよ・・
そもそもヒブも肺炎球菌ものどによくいる常在菌だそうで、なぜ常在菌が悪さするのかっていう方を考えた方がいいと思うのよね。
環境によって選ぶ予防接種は変わる
薬や予防接種に慎重な小児科医、山田真先生は
「昨年定期化された『ヒブ』や『肺炎球菌』に実際かかって、大ごとになった子どもを見たことがない」
と言っています。
これは、診療所の先生という特性もあるのかな?と思います。
診療時間が限られている診療所では、急がない場合に受診することが多いですよね。
対して、赤十字病院のような救急を扱っている病院とは、そこで診る病気も緊急度も全然違うと思うんです。
この本でヒブ、肺炎球菌についてコラムを書いている赤十字病院小児科医勤務の山本英彦先生はこう書いています。
ぼくは臨床医として、年に数例はヒブや肺炎球菌の重症例を経験します。
ワクチンが効くならそれを放ってはおけないという立場から、今まで書いたような点を述べたうえで、迷っている方には今のところ両ワクチンをすすめています。
中略
ただし、両ワクチンとも、接種する場合は同時接種ではなく、単独接種をすすめます。
重症化した患者をみている先生と、その病気自体みたことない先生とでは、勧めるワクチンも違いますよね。
先日の記事でコメントをいただいたのですが
予防接種慎重派→不要派に引っ越した3つの理由 – むしろ台所診療所
脳外科で働いていた頃、インフルエンザ脳炎で入院してくる患児をみて、インフルは防げないけど重症化は防げる、と思い迷いながらも私は打たせてます。
インフルエンザ脳炎で入院する患児が自分にとって最悪のミライなら、予防接種という選択をするのも1つだと思います。
私にとっては、予防接種で防げるような病気が重症化したという例はほとんど聞いたことがなくて、予防接種が原因かわからないけど精神的に疾患があるのか働けないっていう例しか知らない。
自分の周りで何が起こっていたか、何を見てきたかで予防接種の選択は違いますよね。
新米ママに読んでほしい1冊
わかりやすく、メリットデメリットを比較して読める本。
予防接種ってどうなんだろう?と思ってるママに読んでほしいです(^^)
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