こんにちは。食を整えて薬いらずの生活を目指す仙人主婦もむらです。
日本では子供の医療費が無料化されていて、地域によっては中学生まで無料化されているところもあります。
体の弱い子供を持つ家庭にとってはありがたいことですが、薬が乱用されているのも事実です。
乳児湿疹で病院に行けば、ワセリン、ローション、ステロイド剤二種と大量に処方され「無料だから・・・とりあえず処方しとくね」
「そうですね・・無料だからもらっておきます」
というやりとりも少なくないはず。
もちろん必要な薬が適切に処方されることは大切なことですが
「無料だし、ちょっと多めに処方しておく?」
「そうですね、無料だし」
というのは「薬の乱用」だとおもうのです。
薬を乱用することは医療費として経済的な損失につながります。
医療費の増大が国家レベルで問題になっている今、薬の乱用は改められるべきです。
「無料」だから薬をポケットティッシュやノベルティ感覚でもらっていませんか
まだまだ日本では「薬をいっぱい出してくれるところがいい病院」である傾向にあると思います。
「あそこの皮膚科はごっついステロイドを出してくれるから治りが早い」みたいなね。
大人はいいんですよ。自己責任だから。
妊婦時代はあんだけ薬ダメダメ言われるのに、生まれた途端ステロイド剤・予防接種やら薬漬けになるってどういうこと?
予防接種なんてめまいがするほど種類があります。
おなかにいるときは薬ダメで、生まれてきたら薬やら予防接種オッケーな理由を私にわかりやすく説明してもらえませんかねぇ?
わけわからん!
小児科でもじんましんで受診しただけなのに
「ハイハイ薬が欲しいんでしょ」とか言われるんですよ。
クソジジイ!
おっと、口が悪くなりましたわオホホホ!
でもこのやりとりって「薬だけください」っていう患者さんが多いってことですよね。
大学病院に救急で行った時にも、吐き気どめ・解熱鎮痛剤を飲み薬・座薬などなど必要かどうかわからない薬を5種類くらい処方されたこともあります。
覚えられないし、結局ゴミ箱に捨てることになります。
私は不真面目なので捨ててしまいますが、真面目な人は全部飲ませたりするのかなぁ。
でね、
「無料だからとりあえず処方しておく」という先生も
「無料だからとりあえずもらっておく」という患者さんもたくさんいると思うんですよ。
無料だからとりあえずもらっておいて、使わなかったら捨てればいいや。みたいな。
道で配られるポケットティッシュとか、雑誌の付録感覚でとりあえずもらっておこうみたいな。
よくわからずに「無料だから」もらった薬を子供に飲ませますか?
妊婦時代はあれだけ薬を飲まずに過ごしていたのに、生まれてきたら薬漬けにするんですか?
「うちの子薬嫌いなんですけど、最低限飲ませるとしたらどれですか?」
自然療法に出会う前は、うちも病院に通いまくってました。
長女は0歳7ヶ月から保育園入れて、私はフルタイムワークで働いてました。
保育園ではちょっとしたブツブツや熱・嘔吐でも「病院を受診してきてもらえますか?」と言われます。
でもうちの長女は薬がだいっっっっっっきらいで、何に混ぜても決して飲もうとしませんでした。
バナナやヨーグルト、牛乳、ジュースなどいろんなものに混ぜて見たけど一口で勘付かれて決してそれ以上口にしません。
薬を飲まないので座薬をもらうものの、夫と二人掛かりで薬を入れようとしてもめちゃくちゃ暴れるし、お尻の穴に気合を入れてくるのでなかなか入れられません。
後から山田先生に相談したら
「熱があってもそれだけ暴れられるんだったら、薬いらないんじゃない?」と言われましたww
ごもっとも。
なので病院を受診して薬を処方されると
「うちの子薬嫌いでなかなか飲んでくれないんですけど、最低限飲ませるとしたらどの薬ですか?」
と聞いていました。
薬を飲んでくれる子でも、こうやって聞いてみるのもいいと思います。
症状が軽い場合は「このまま様子見てもいいですよ、薬飲まないんだもんね」と言われることも。
角が立たないし、無駄な薬をもらわずに済みます。
薬を処方しない診療所の待合室はガラガラ
私はラッキーなことに、近所に薬をあまり出さない先生がいます。
書籍もたくさん出していて、どの文章もやさしいです。
小・中学生向けの本も出していて、とってもわかりやすいです。
できるだけたくさんの人に理解してもらえるような言葉のチョイスをしているのでスッと入ってきます。
この子どもに薬を飲ませる前に読む本 も書いてあることは薬や症状のことですが世界一わかりやすい医療本じゃないかなと思います。
この先生は下痢嘔吐で受診しても
「ウフフフ放っておけば治るんじゃない?」
と、あまり薬を積極的に処方はしません。
いつも山田先生の診療所の待合室はガラガラですw
それって、患者が真に健康になっているという証拠じゃないのかなぁと思います。
世の中は山田先生のような薬を出さない小児科医ばかりではありません。
普通の小児科で薬を無駄にもらわないためには
「うちの子薬嫌いなんです〜」作戦を使ってください。角が立ちません。
もっといいのは、そもそも病気になりにくい食生活を目指すことです。
子供の熱で保育園からの呼び出しに悩むお母さんへ。子供の体調不良が限りなくゼロになる粗食のすすめ。 – むしろ台所診療所
「無料だから」と念のため薬をもらうよりも、子供が丈夫になった方が毎日楽しい。
そもそも病気にならなければ、病院に行く時間が浮いて公園で楽しく遊べます。
この薬漬けワールドから一人でも脱出できますように。
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