こんにちは。仙人主婦もむらです。
季節も終わりかけですが、はじめてらっきょうを漬けました。
漬けてみたいけど、皮むきが面倒くさそう・・と思いなかなか手が出ませんでした。
なまのまま、らっきょうをかじると、とてもからい。
でも、「このからみこそが、たまらない。」とおっしゃるかたの気持ちも、わかります。
cafeアルカディアの村井さんという方が書いたらっきょうの味の探求にそそられてやってみたら、ハマりました!
たまねぎとニンニクの中間のような、辛いような甘いような。
市販のらっきょうでは丸かじりは味わえません。
らっきょうも一瞬で季節が通りすぎてしまいます。
ぜひ!面倒でも剥いてみて、丸かじりや焼いただけのらっきょうを味わってみてほしいと思います。
「畑の薬」として人々の病を癒してきたらっきょう
らっきょうは、マクロビオティックでいうと、根にちかいので、「陽」よりの「中庸」。
血流をうながし、からだをあたためてくれるお野菜です。
中国ではふるくから、漢方薬につかわれ、人々の病を癒してきたらっきょう。
自然の薬といえば梅干しが有名ですが、らっきょうも「根」に近く、血流をうながし体を温めてくれる野菜です。
ここ一週間らっきょうを毎日一粒かじっていたおかげか、子供が3人泊まりに来る(子供が計5人)という非常事態を元気に乗り切れました。
先人の知恵は素晴らしくて、その成分や効果を知らないうちから身近な食べ物が「この食べ物は薬のように使える」ということを知っています。
いっときのブームで「夏バテには○○の成分がイイ!」とテレビで色々流行しては廃れてきました。
いっときの流行で終わらず、長い間伝わってきた食べ物はその民族に合っているということだと思うんです。
先人の知恵を途切れさせず、親から子へ、子から孫へ伝えていきましょー。
はじめてでも簡単!らっきょうレシピ10選
私もライターとして参加させていただいているIN YOUというマクロビオティックのWebマガジンでらっきょうのレシピが公開されています。
- らっきょうは焼くだけでおいしい
- 丸かじりもおいしい
- らっきょう薬味味噌
- 島らっきょうの塩漬け
- らっきょう甘酢漬け
- 漬け酢でナッツドレッシング&タルタルディップ
- なす味噌
- らっきょうクミン
- 漬け酢でたたききゅうり
- 漬け酢で初夏のタブレ
- 初夏のピクルス
- フレッシュビネガージュース
いろいろレシピ載ってます。
初めてでも何かしらは作れますし、どのレシピも超そそります!
漬け酢でこんなに色々作れるなら、作らにゃ損じゃないかと。
私は初めてなのでベーシックな甘酢漬けを作りました。
味見が最高のらっきょう仕込み
らっきょうの仕込みの流れを簡単にご説明します。
どんな流れで、どのくらい時間がかかるか。それがわかれば手を出しやすいですよね。
まず、鍋やザルにわっと出します。
根っこと頭の部分を切り落とします。できるだけ実が残るように!
根っこを切り落としたらっきょう。ここまでで30分くらいですかね。
隣では3歳児がイカと格闘しています。
包丁の持ち方斬新過ぎ。
皮むきの写真を撮り忘れましたが、ココが一番面倒くさかったです。
3歳児に手伝わせるには皮が薄くてちょっと難しかった・・
手伝ってもらおうと思って夫に
「お酒飲みながららっきょうの皮むきすると幸せになれるって知ってる?」
と言ったら
「その手には乗らねえ」
と拒否られましたw
夏になると猫がゲル状になって台所で寝そべっています。
結局やりきれない分はラップをかけて、二日がかりで皮むきしました。
皮むきで1時間くらいかかったかなぁと思います。
初めてのことなので、水の中でむいた方がつるっと剥けるということに途中で気がついたのもあり、時間がかかりました。
来年はもうちょっと早く剥けるかな。
でも、味見しながら、ノンアルビールを飲みながらの皮むきは最高に幸せ。
たまねぎやニンニクがキライな人にはおすすめできませんが、なんでも生でかじりたいタイプには最高におすすめ。
呑兵衛にもおすすめ。
純米酢、黒砂糖、粗塩で甘酢作り。
煮沸消毒(またはアルコール消毒)した瓶にらっきょうを詰めて、一煮立ちした甘酢を熱々のうちに注ぎます。
漬け酢が足りなくても、らっきょうから水が出てくるそうです。
でも、もうちょっと漬け酢があった方がよかったかなぁ。
自家製しそジュースをお供に作業しました。
2〜3ヶ月置けば完成だそうですが、毎日一粒食べちゃってます。
単純な手仕事は酒の肴
こどものころ、友達の家に遊びにいくと、らっきょうの皮むきを手伝わされた思い出があります。
「手伝わされた」というのは、後づけで、当時は、どろんこ野菜をさわるのが、うれしかった。
友達のおかあさんのご指導のもと、ジュースをのみながら、わいわい、たのしんだものです。
そんな、原風景からか、単調な手仕事をくりかえすときは、ノミトモを用意するおとなになってしまいました。
まずは、らっきょうの皮むきのための酒の肴、改め、らっきょうの味を知る探求のうたげは、いかがでしょうか。
親も酒飲み、バーで知り合った夫も酒飲みな私にとって、らっきょうが酒の肴というのはとっっっっても!共感しました。
夫も料理が好きで、今でも夫婦で台所作業をするのが大好き。
(らっきょうは手伝ってくれませんでしたが)
味噌作りみたいに、来年は友達と集まってワイワイらっきょう漬けもいいなー。
旬の野菜は一瞬で通り過ぎてしまいます。
次に泥つきらっきょうを見つけたら、ぜひ買って味見しながら作ってみてくださいね!
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