こんにちは。食を整えて薬いらずの生活を目指す仙人主婦もむらです。
長女が0歳の頃は、卵アレルギーでじんましんが出ていました。
じんましんが出ると呼び出しまではかからないものの、先生たちが騒然として、早く治らないかなぁ・・と常に思っていました。
東洋医学では2000年も前から「万病一元、血液の汚れから生ず」という言葉があります。血液の成分などわかっていない時代から、病気の原因は血の汚れだと言い当てています。
結局3歳頃までじんましんは出ていましたが、4歳になった今は全く出なくなりました。今から考えると「血液の汚れ」だったんだなぁと思います。
卵とトマトアレルギーで蕁麻疹が出た長女
長女が0歳7ヶ月の頃、保育園入園直前という時に突然、食後にじんましんが出るようになりました。
離乳食をスタートしていろんな食品を食べさせていた時でした。
慌てて大学病院に駆け込んで検査してもらうと、鶏卵にアレルギー反応があるという結果でした。
保育園に入園すると、他の子とは違うメニューで作られた「除去食」を毎月献立を確認して書類を出していました。
それでもじんましんが時々出てしまい、仕事中に呼び出しがかかるほどではないものの、先生方に「早く原因を特定していただかないと・・」と難しい顔をされていました。
西洋医学ではじんましんの9割は原因が特定できないそうです。
原因を特定と言われてもなぁ・・というジレンマでした。
発疹は血液の汚れが原因
発疹にはじんましん、湿疹、アトピーなどいろいろありますが、それは西洋医学の診断名で、東洋医学的に言うと、体内・血液内の老廃物と水分を体外へ排出し、血液内をキレイにしようとする反応です。
発疹に対して西洋医学では、皮膚の表面に出てきた「発疹」そのものを病気とみなし、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤などで抑え込もうとします。
一時的には劇的に改善しても、皮膚病が再発することも多いのは、発疹を起こす反応を抑えることが根本治療ではないからなのです。
血が汚れると体に存在する「自然治癒力」は徐々に、発疹や炎症、動脈硬化、高血圧、血栓、腫瘍(ガン)など血液をキレイにしようとする反応を起こしてきます。
その「反応」を西洋医学では「病気」とみなし、「抑える」「切除する」「焼却する」・・・という攻撃的な「治療」を施しますが、自然医学的に見ると「逆療法」であることも多いのです。
血液を汚す原因とは
血液を汚す原因は6つあります。
- 食べ過ぎ
- 運動不足
- ストレス
- 冷え
- 環境汚染物質
- 水分の摂りすぎ
この中で私が注目するのは食べ過ぎです。
今は食べ物が溢れかえっている時代です。テレビの栄養バランスに従っているとすぐに食べ過ぎになってしまいます。
食べ過ぎると血液が汚れる
食べすぎると相対的に消化液が不足して、胃腸での消化が十分に行われず、未消化物や老廃物を残してしまい、血液に吸収されて血液を汚してしまいます。
また、食べすぎるとその消化のために胃腸にたくさんの血液が必要となり、他の細胞の新陳代謝が低下して血液中に不純物、老廃物を残すことになり、血液が汚れます。
参考「食べない」健康法―コストゼロで今日からできる驚異の健康革命!
子供のための血液浄化大作戦
血液を汚す原因の中で、あなたの子供に思い当たることはいくつありましたか?
歩き出した子供に運動不足はあまり関係なさそうだし、大人のように「体にイイから」と水分を大量にとるわけでもありません。
ストレスは・・あるんでしょうかw
暑がって肌着も着てくれない子供に冷え・・・?と思いますよね。
親が子供のアレルギーを治すためにできることは「食べ過ぎ」から解放してあげることです。
おかずの食べ過ぎ
食べ過ぎというと「そんなに食べさせてない!」と思うかもしれませんが、現代の日本人の多くは、オカズを食べることで食の楽しみを満たしています。
すべての日本人はオカズを食べ過ぎています。テーブルいっぱいに並べられたオカズを食べながら、ご飯を少し。栄養素をたくさんとって欲しいから、ご飯を残してもオカズを食べなさいと言っていませんか?
毎日食べ過ぎているオカズが血液を汚し、アレルギーを招いています。
厚生労働省の食生活指針から「1日30品目」という目安が16年も前に消えていたことをご存知ですか?
日本最大級のマクロビオティックWebマガジンIN YOUでライターとして記事を書かせていただきました。
「1日30品目を食べよう」は16年も前に削除されていた!誤った栄養素信仰の落とし穴と、30品目食べても健康になれないワケ
連日テレビで「あの栄養素が足りない」「栄養素が足りないと○○の不調に」と流れていれば「栄養をしっかりとらなきゃ」と思うのも仕方がありません。
日本人はご飯をしっかりでOK
アラスカの先住民族エスキモーはどんなものを食べているかご存知ですか?
イヌイットの食生活は狩猟による生肉が中心で、漁ではアザラシ、クジラ、セイウチ、魚、陸ではトナカイ、うさぎ、鳥を中心とした食事でした。また、土地、気候上農業は合わず、野菜や穀物を食べることもありませんでした。
彼らは非常に野生動物の食生活に近く、アザラシなど内臓をそのまま生で食べたり、ほとんど獲れた動物は生肉のまま、料理をしてもあまり加熱しないほぼ生の肉食生活を送っていました。
それでもがん患者は皆無に等しかったのです。
引用 イヌイットの食事ですべてが分かる。西洋食が占領した悲劇の結末・・: 新発見。BLOG
民族は気候風土に合った食べ物をできるだけ加工せずに食べることが一番自然で、病気と無縁でいられる方法なのです。
日本は温暖で降水量が多く穀物や野菜をたくさん作ることができる気候風土です。
日本人は長い歴史の中で、お米などの穀物と少しの野菜と味噌汁で生き抜いてきたのです。
そんな質素な食事をしていた祖父母の時代は、兄弟がたくさんいましたよね?
少なくともたくさんの子供を産めるパワーをうみだす食事だったことは間違いありません。
ばあちゃんが教えてくれる一汁一菜
どんな食事をすればいいか、それは若杉ばあちゃんが提案している昔ながらの一汁一菜。
質のいいごはんとみそ汁、ほんの少しの野菜のおかずがあればいい。
簡単でしょ?
うちでは玄米を10キロ買って三分から五分搗きに精米しています。
味噌は自家製味噌を友達とワイワイ3月に漬けました。
最近では野菜はゴーヤ、いんげん、プチトマト、かぼちゃ、きゅうりなどの夏野菜を山のように実家や親戚の畑からもらうので久しく買ってないなぁ。
肉や卵は少しずつ少しずつ量を減らして、今では私が料理を作る時はほとんど使いません。
お魚は好きだけど、菜食をしていると魚の匂いがすごくて最近はなんとなく離れています。
そんな私が作る料理を夫は仙人料理と呼んでいます。
仙人料理で家族がじんましんと無縁になった
長女がじんましんで苦しんでいた頃、時期は少しズレるものの夫と私もじんましんに苦しんでいました。
一汁三菜を心がけていたので、どの食材でじんましんが出ているのかまったく特定できませんでしたが、今思うと「血液の汚れ」だったんだなぁと思います。
今は長女の食物アレルギーも仙人料理で完治して、今はアイスでもなんでも好きなものを食べています。
娘だけなら「この子の体質だったのかな?」と思えましたが、私も夫もじんましんが治ったので、やはり食事が不調の原因だったんだなぁと確信しています。
からだは食べるものでできていて、不調は食歴によって起こるもの。
からだをつくるはずの食べ物が病気を作っている時代だと若杉ばあちゃんは言います。
食事は毎日のことなのに、意識して選んでいかなければいけません。
でも、ごはんとみそ汁と野菜のおかずなら簡単!
子どもは代謝が活発だから、いいものさえ取り入れればきちんと体が反応してくれます。
是非、若杉ばあちゃんの一汁一菜を実践してみて、からだにどういう変化が出てくるかをよく見て、子供が一番喜ぶ方法を見つけてください。
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