こんにちは、仙人主婦のもむらです。
咳に悩んでいる人、結構多いみたいですね。
私の長女(もうすぐ4歳)も風邪といえば咳をするタイプの人です。夫もそうなので、咳は遺伝なのかなーと思ってました。
かかりつけの小児科の先生も著書でこう言っています。
「長いこと続くせきを止める自信がない。なぜ自信がないかと言えば、今、この世にせきをぴったり止めてくれるよい薬がないからです」
自然療法にものどの痛みを和らげるお手当がいくつかあります。
レンコン湯、生姜汁、黒豆の煮汁などで、色々試しましたが本当に咳は手強い!
もちろん病院の飲み薬や貼り薬も色々やりました。
色々調べていくうちに、咳の原因になるたべものを日常的にとっているのでは?と思うようになりました。それでは確かに薬を飲んでもなかなか止まらないですよね。
どんな食事を避ければいいか、どんな食事をとればいいかまとめてみました!
この世にせきをぴったり止めてくれるよい薬がない
かかりつけの小児科医の山田先生は著書でこう言っています。
「どうしましたか」とぼくが聞いて「せきが続いているんです」という答えが返ってくると、ぼくは少し心がなえます。というのは長いこと続くせきを治せる自信がないからです。なぜ自信がないかと言えば、今、この世にせきをぴったり止めてくれるよい薬がないからです。
山田先生は70歳台の超ベテラン医師ですが、そんな先生でも咳はやっかいなんだなーと思います。
よく咳で先生を受診しても
「この咳は鼻水を出すための咳だから、薬は効かないんだよね・・どうする?」
と聞かれ
「じゃあ薬は飲ませずに様子を見ます」
と手ぶらで帰ってきたことがよくありました。
家で鼻水のお手当てをしてもなかなかよくならないんですよね。
特に夜に咳が止まらないのをみるとかわいそうでした。
27年間患った副鼻腔炎が治った話を書いて気づいたこと
IN YOUというオーガニックなライフスタイルを提案するメディアでライターとして記事を書かせていただいています。
そこで、27年間患った副鼻腔炎が牛乳をやめたことで治ったという記事を書きました。
日本人の85%は「乳糖不耐症」!27年間治らなかった副鼻腔炎が、牛乳を辞めたことによって一瞬で完治した話。
西洋医学では鼻づまりの原因というのはわからないそうです。
耳鼻科に行って粘液を吸引して、ネブライザー(液体吸入薬)をして、抗生物質をもらって帰るというのを27年間繰り返しました。
しかし、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは鼻づまりになりやすい粘液を増やす食べ物があることを知りました。
<野菜類> 芋類全般など
<果物類> バナナ、アボカドなど
<豆類> 豆腐、豆乳
<乳製品> 牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリーム
<砂糖> お菓子、ケーキ、饅頭など
<油> 油は全ての種類
出典:http://hanatooru.com/archives/281.html
例えば・・
- 体にいいから毎朝ヨーグルトとバナナを食べている。
- 週に3回はパスタを食べている。
- 生クリームたっぷりのコーヒーショップのコーヒーを毎日飲んでいる。
- お酒とチーズにはまって毎晩楽しんでいる。
- ドーナツや甘いパンを朝ごはん代わりにしている。
このような食生活は、頭や胸に粘液を増やしてしまう食べ物で、その粘液が鼻づまりの原因になっています。
咳にも色々種類がありますが、鼻水を出すためにしている咳は、粘液を増やす食べ物を避けるだけで改善される可能性が高いのです。
ばい菌はキレイな体には存在しない
ごみやほこり、花粉、ウイルス、細菌などが、目、鼻、口から入ってくるのを防ぐために、涙、鼻水、せきなどが出てそれらのものを押し出すのです。かぜを引いたときに出る席も、ウイルスや細菌がのどの奥へ侵入してこようとするのを外へ押し出したり、あるいは鼻からのどの方へ回ってくる濃い鼻水を外へ押し出そうとしたりしているわけです。
引用「子どもに薬を飲ませる前に読む本」山田真著
せきは異物がからだの中に入ってくるのを防ぐためのしくみです。
しかし、ウイルスや細菌などはキレイな小川の清流やコバルトブルーの海の中にはほとんど存在せず、ドブ川、ゴミため、死骸等々汚いところにしか生息、繁殖しません。
そうした「ばい菌」が体内に侵入してきて「炎症」を起こすということは、体内・血液ないが汚れている(汚血)ということに他なりません。
鼻水を出すための咳にしろ、ばい菌やウイルスを体の外に出そうとする咳にしろ、粘液を作ったり血液を汚すような食べ物を避ける方がいいのではないかと考えるようになりました。
では、いろいろな情報が溢れている世の中で、どのような食事をとればいいかポイントをまとめてみました。
「江戸ごはん」のススメ
私が提案するのは、日本人という民族がずっと続けてきた和食や一汁一菜などの食生活です。
色んな情報がある中で、私が考える2つの食の基準はこちら。
- 「江戸時代の鎖国の時代にその食材はありましたか?」
- 「一汁一菜」を取り入れる
江戸の鎖国時代にもあった食材
民族というのはその土地の気候風土でとれる食べものに合わせて進化してきました。
三方四里で取れる食べ物を食べていれば健康でいられる「身土不二」という考え方があります。
「江戸時代の鎖国の時代にその食材はありましたか?」というのはIN YOUライターで薬剤師の宮本さんの言葉です。
もう一度、原点に戻りませんか?これだけは知っておきたい健康に必要な「食事の基本」をまとめました。
流通が発達していて、地球の反対側の食べ物も安く買える現代です。だから、国産の食べ物にこだわっている奥様もたくさんいらっしゃいます。
でも「江戸時代にもその食べ物ありましたか?」というとNO!な食べ物もたくさんあるはずです。
「基本的には江戸時代からあったものを食べる」というのが日本人という民族が健康でいられるヒントなのだと思います。
牛乳もステーキもスイーツも毎日卵を食べる習慣も、江戸時代にはなかったもの。
それを私は「江戸ごはん」と言ってみます。
「安土桃山ごはん」でも「飛鳥ごはん」でもいいんですけどねw
ごはん、みそ汁、野菜のおかず「一汁一菜」を取り入れる
一汁三菜を基本としている人からするとかなり質素ですが、ごはん、みそ汁、野菜のおかずという一汁一菜がおすすめです。
ごはんは三分〜五分搗きや雑穀入りにして、野菜と海藻たっぷりの汁物と、漬物、和え物をいただくようにしましょう。
ごはんを食事全体の半分、野菜を二割、調味料・嗜好品を一割という割合で食べるのが理想的です。
日本という気候風土は温暖で降水量が多く植物が育ちやすいため穀物や野菜でお腹いっぱいになることができた民族です。
家族で食べる分だけ野菜を作っている叔父を見ていて思いますが、山に住む人はひたすら米と野菜を食べています。冬なんか、来る日も来る日も大根と白菜を食べていました。
野菜をぬか漬けにしてみたり、塩漬けにしてみたり、干してみたり、あらゆる手で野菜を食べ尽くすのが日本人なんじゃないかと思うわけです。
そういえば咳をしているところを全く見かけなくなった
そんな「江戸ごはん」を徹底し始めて1年ほど経ちますが、そういえば子供が咳をしているところをまったく見かけなくなりました。
以前は2〜3ヶ月に一度は風邪をひいて咳を出していましたが、1月のインフルエンザ以来、咳・鼻水・目やになども見なくなりました。
薬で症状を抑えるよりも原因を入れない方が簡単だし、毎日元気に過ごせると思います。むしろ子供のパワーが有り余っていて怖い・・・お母さんついていけません・・・
自分の体で食生活の変化を体験しよう
咳の原因を断つために、避けた方がいい食べ物、積極的に食べてほしいものをまとめました。
避けた方がいい食べ物
<野菜類> 芋類全般など
<果物類> バナナ、アボカドなど
<豆類> 豆腐、豆乳
<乳製品> 牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリーム
<砂糖> お菓子、ケーキ、饅頭など
<油> 油は全ての種類
食べて欲しいもの
- 江戸の鎖国時代からあった食べ物
- ごはん、みそ汁、野菜のおかずの一汁一菜
副鼻腔炎に30年近く悩んだ私にとって、牛乳や乳製品を断ったのが効果てきめんでした。それと同時に「原因は自分が選んでいる食だったんだ・・」というのはかなりショックでした。
咳に悩んでいるなら、一度粘液を作るような食べ物を避けてみることをオススメします。
でも、江戸ごはんしか食べちゃいけないわけじゃなくて、外食や人付き合いをする上では快楽食を食べてもいいと私は考えています。要は、自分の中に軸を持つということですよね。
色んな情報がある中で、選び取っていく基準を持って欲しいなと思います。そうすれば、そもそも病気にかかりにくい丈夫な体を作ることができるんだと思います。
ぜひ、試してみてくださいね!
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