毎日の食事作りをしているお母さん、お疲れ様です。
家族の健康のためには、信頼できる食材を自分で調理するのが一番です。
自分で作れば原材料も把握できて安心して食べられます。
ですが!食事の買い物、食材の管理、料理、片付け、キッチンの管理。
忙しいお母さんには大変ですよね。お惣菜や外食に頼りたくなる気持ちもわかります。
私も子供がいてフルタイムで働いていましたから、その生活は分刻みのスケジュールでした。
それでもお惣菜やコンビニに頼らずに済んだのは、3人子持ち働く母でありながらムダを省いてすっきりと暮らすママさんのブログを見ていたから。
最近本を出されたそうで、ブログの内容がぎゅっと凝縮された一冊になっています。
3人お子さんがいて毎日食事作りをされているのに、ものすごくコンパクトでムダのない台所です。
その徹底されたムダのない台所を真似すれば、毎日の食事作りが必ず楽になります!
コックピットのような台所
以前はセミクローズドキッチンでしたが、オープンキッチンにして、かつ広さも小さくしました。
キッチンが小さくなり、ダイニングとの距離が短くなったことで、何歩も動かず、コックピットのようにすべての作業が小さい範囲で行えます。
出典「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法」
普通、子供が大きくなって転居するとなると、より大きい物件を選びそうなところです。
オズさんは昨年転居した際により小さい物件、より小さい台所を選びました。
男の子3人いて、5人家族が食べる大量の料理を一体どうやって作っているんだろう?と常々不思議でいっぱいでした。
その答えはシンプルで「モノを減らす」ということでした。
普通の家にあって、オズさん宅にないもの
そもそも、オズさんの台所には無いものが多いです。
男の子が3人いたら食べ盛りだし、便利な道具に頼りがちですがそういったものはほとんど持たないそうです。
水切りかご
食器洗いは食洗機があるのでカゴは不要。鍋類はふきんでさっと拭きます。調理中、濡れた器具類を仮置きしたい場合は、使っていない野田琺瑯のストッカーの内蓋を利用。
食洗機があるとはいえ、水切りカゴは普通ありますよね!
5人家族でもなんとかなるんだ〜と思ったので我が家も水切りかごを撤去してみました。結果、子供がお手伝いしやすい台所になりました。
水切りかごが邪魔で2人並んで台所に立てなかったのですが、水切りかごがなければ、まな板ふたつ並べたり、パンをこねたり子供と台所仕事ができます。
水切りかご自体が水垢で汚れるのもプチストレスだったので、撤去してみて心がスッキリしました。
子供のお箸やスプーンなど細々したものは、洗った後小さなザルに入れています。小さいザルなので場所はとらず快適です。
しばらく水切りかごがない状態を試してみるのもおすすめですよ。
トースター
魚焼きグリルで代用。
普通一家に一台はあるトースター。
我が家もオズさんのブログを見て、撤去しました。
魚焼きグリルは注意がうっかりすると焦げるので注意が必要ですが、直火でトーストしたパンの美味しさは格別です。
ホットプレート
大判のフライパンで代用。カセットコンロと併用すれば、卓上で調理できる。
これも5人家族なら普通ありますよね〜
ホットプレートも、家族が集う食卓で楽しく焼き物ができます。我が家にも以前あり、よく使っていました。でも、結構大きくて、収納場所に困っていました。大きいホットプレートだったので、洗うのも大変だったんです。調理はラクだけど、食べ終わったあとの片付けが憂鬱になる道具でした。
BLOG cozy-nest.net
我が家にも使ってないホットプレートがありましたが、実家で使いたいというので一時的に撤去。ものすごいスペースをとっていたんだなぁと思いました。
コーヒーメーカー
夫がコーヒーをあまり飲まなくなったので、ハンドドリップに。アウトドア用のバネットは、洗いやすく、丈夫で、場所いらず。
オズさん宅で使っているアウトドア用のバネットがとても素敵なのです。キャンプ用品というのは場所をとらず、美しく、機能性十分にできていますよね。日常生活にキャンプ用品を利用するのも真似したいところですね。
ハンドブレンダー
子どもの少量の離乳食を作るのには便利でしたが、家族が増えて量も増えたので、ハンドブレンダーではつぶすのに時間がかかりすぎます。両手があかないのも難点です。現在は、フードプロセッサーのみを使用しています。
「便利そうだから」「なんとなく」もっている人も多いハンドブレンダー。オズさんは 「量が増えたので時間がかかりすぎる」「両手があかない」というように理路整然とそのものが必要ない理由を明確にして、取捨選択しています。
ホームベーカリー
長男が、給食にパンが多い小学校に通い出してから、もっぱら朝食は米中心。パンを食べる機会が少なくなりました。「こねないパン」のレシピなら、道具いらずで、手作りで美味しいパンが焼けます。
家でパンを焼きたければ普通はホームベーカリーを買いますよね。
パン歴の長い母と「オズさんがこねないパンを焼き始めた・・・!」とブログを読んで騒然としました笑
専用の道具を持たなくても、レパートリーが狭くなることなく工夫次第でなんとでもなると思えますね。
炊飯器
我が家に炊飯器はありません。結婚当初から持っていません。おもにお米を炊くだけの炊飯器より、鍋の方が多機能です。
浸水時間を除き、火にかけてから食べるまで20分あればおいしいごはんが炊けます。
我が家も炊飯器を使わなくなり、鍋で炊いていますが断然炊けるのが早いです。炊飯器を丸洗いするのは大変ですが、鍋なら丸ごと洗えます。
「今日お米炊いてないから麺類かな〜」とフルタイムワーク仲間のママさんの19時のつぶやきをよく聞きました。
ご飯があっという間に炊ければ麺類のループから抜け出せますよね。
「あると便利」は本当に便利?
新婚時代〜今まで「これの道具があったら便利そう」「この道具があったらあんな素敵なものが作れる」と夢見て買ったものは数知れず。
「あると便利」はどう考えればいいのでしょうか?
こう考えると、「あると便利」だけど、「結局時短になっていない」「結局手入れが大変であまり使っていない」「じゃまになっている」道具は、いろいろあります。でも、そう考える時点で、「あると便利」じゃなくて「あったらじゃま」なんだと思います。
便利家電がほとんどないオズさん宅ですが、ブログを見ているといつも美味しそうな「作り置き」を大量に作られています。
小さい台所はゆとりを生んでくれる
厳選された道具だけが詰まった小さい台所は、無駄な動線を省くだけでなく、単純に安易にモノを買わない習慣が生まれて、手元にお金が残ります。
「最近ゆとりがないな」とか「子供と向き合えてないな」と感じている方は、台所にある無駄なものたちを見直してみることをおすすめします。
台所のことを注目して書きましたが、生活全体が「小さい」ことでうまくまわっているオズさん宅を真似すると必ずあなたの生活にもゆとりが生まれます。
お子さん3人いて働いているのに、私のしょーもないブログにコメントをくださったり、オズさんの生活からはゆったりとした時間が流れているのが伝わってきます。
3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法あなたの時給はいくらですか?読めば確実に時間が生まれます。
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