こんにちは。5歳2歳の姉妹の母あすかです。
4年ほど前にマクロビを知って、一時期玄米菜食を徹底していましたが一年ほど前からやめました。
きっかけは副鼻腔炎&顔面痛でした。
あなたの選んだ食べ物で、あなたの体は喜んでいますか?
玄米菜食をやめたきっかけ
昨年の夏に子供とアイスの食べ過ぎで(アホでした)副鼻腔炎を再発して、動物性食品をとらない生活&マクロビのお手当(第一大根湯、梅しょう番茶など)をやりつくしたけどダメで、ほとんど人に言わなかったけど、半年ほど顔面痛と戦っていました。
寝起きから目や歯がズキズキする。
歯医者でレントゲン撮っても異常なし(無駄に被曝していました・・)
原因になるようなものは取ってないし・・
それまでの知識を総動員してもまったくわかりませんでした。
仕方ないので薬に慎重派のかかりつけ山田先生にオススメの耳鼻科を聞いて受診しましたが、ふつうの耳鼻科なので
当然薬漬けw
抗生剤を処方されたけど効かなくて、二週間後にまた違う抗生剤を出されて。
1ヶ月薬を飲んで、再度受診する時に、イヤだーー!と思って、ママ友に電話。
「東洋医学の先生に施術してもらってるって言ってましたよね?紹介してもらえますか?」と突然電話したにも関わらず
「ちょうど今日これから先生来るよ〜私の後に先生の予定があいてたら受けてみたら?」と快く対応してくれました。
で、中医整体の先生に初めて出会いました。
問診から始まり「生理痛はありますか?便通は?」
えっ?なんの関係が・・?という質問が繰り広げられました。
きっかけはなんでしたか?というので「虫歯でした」というと
「どこの歯ですか?」えっ?聞いてどうするの・・?と思ったら
奥歯は胃の経絡上とのことでした。経絡・・・????
色んな本を読んでいたので、五行論は知っていたけど 先生の口から出る言葉はもっとずっとずっと広い世界の話のようでした。
「わからないことがあったら何でも聞いてくださいね」
と先生は言うけど
「何がわからないかわかりませんw」
というトンチンカンな発言しかできず。
その時の診断は「肺が熱で焼きついている」
とのことでした。肺が熱で・・??
施術を受けたのは11月で、寒がりとは無縁だったのに寒くて寒くて仕方がありませんでした。
熱で焼きついているなんて、どうしたらわかるのかもわからず、肺の不調がなぜ鼻に??というのも全くわかりませんでした。
その時はつむじ風くんという磁気のツボ押し棒で、爪のワキをグリグリツボ押しされるという激痛の施術でしたwwwツラかったw
先生にオススメされた辛夷清肺湯(鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症の薬)という漢方をママ友に分けてもらって飲み始めました。
すると・・・手がポカポカする・・・・!!!
顔面痛が激減した・・・・!!!!
感動でした。
もらった漢方がなくなったあとはとても四苦八苦していました。
ドラッグストアで売っている市販の漢方を買ってみるものの、効かないし高い。
オススメされた漢方の病院は遠く、子2人連れて4回乗り換え&3時間待ちにめげてしまいましたw
結局、かかりつけ山田先生に
「東洋医学の先生に辛夷清肺湯すすめられたんですけど・・」
と言ってオースギの漢方を処方してもらいました。山田先生は何でも屋ですw
その後も2ヶ月おきくらいに中医整体の施術を受けつつ、なかなか治らなくて
「病気を治す『気』が足りない」と言われ続け、結局十全大補湯という漢方を飲み始めてやっと顔面痛から解放されました。
この間約半年かかりましたが、自分の体を底上げして治っていく感じがしました。
玄米菜食も最初はよかった
たまたまた夫の母が肉を食べられない人で、夫も体格が大きい割には「肉肉〜!」という人ではなかったので、食卓に肉がのぼらないことは特に違和感はなかったようです。
いろんなものをお腹いっぱい食べていた時代から、玄米菜食に切り替えた時は最初本当に体調がよかったのを覚えています。
寝起きに体がスッキリしている感覚っていうんですかね。
でも、マクロビを発信しているうちに友達にも相談されるようになって、細身で消化能力の弱い子がマクロビをやっても調子がよくなさそうだということに気づきました。
中医は実証・虚証という考え方があります。
虚証は本来の生命力が弱まって体の機能が低下した状態=「虚弱な人が不健康になった状態」
実証は有害物によって体の機能が阻害された状態=「壮健な人が不健康になった状態」です。
実証はお酒タバコ食べ過ぎなど、有害物で機能が阻害されていますが
虚証は「足りない」状態です。
私自身は実証でしたが、玄米菜食で「虚証」に徐々にシフトしていったんだと思います。
虚証の人は、補うことが必要になってきます。
肉卵は毒素を残すので、3倍の野菜と一緒に食べるというのがマクロビの考え方でしたが、陽性のお手当は動物性タンパク質の解毒が多いので「動物性タンパク質・・ダメなのかな・・」と思いどんどん減っていきました。
しかし中医では、薬膳でオススメされたのは鶏ガラスープでした。
薬膳では鳥は、気を作りお腹を温めるものです。
マクロビでは「毒素を残すもの」でしたが、気を作るもの、体質によっては薬になるものとわかりました。
1日の終わりにはヘトヘトに疲れていたのが、中医学に出会ってから疲れにくくなり、体力が上がりました。
20代が酒浸りで絶不調だったので、今が人生で一番調子いいかもしれないです。
あなたが今健康にいいと思ってやっていることは、あなたの体に合っていますか?
昔の人も玄米を食べていなかった
マクロビでは玄米を推奨していますが、昔は脱穀法の違いで七分搗き米のことを玄米と言っていたそうです。
その証拠に、戦後生まれのアラフィフ老人たちに昔の主食を聞いて回っていましたが、フルの玄米を食べていたという人は一人もいませんでした。
そもそも種子には食べられないように身を守るための毒があり、食べ方を間違えると毒素を残すことになります。
私自身、お店の酵素玄米は嫌いじゃない(でも好んでは食べない)けど、家ではどーーしても美味しく炊けませんでした。
しっかり浸水しても、発芽玄米を買っても、なんか美味しく炊けなかったし、家族からは不評でした。
食べるなら、分搗き米か、しっかり浸水して発芽させた玄米を。
そして、消化能力の低い子供には玄米はNGだと感じています。
人の体質は複雑かつ、一定じゃない
世の中には色んな食事法がありますが、専門家がいない限りそれが自分に合っているかどうかは自分の体で人体実験するしかないですよね。
体質診断は色々ありますが(アーユルヴェーダとか)2パターン〜6パターンに分けるのは無理があると思うんですよね。
私は猪年でふたご座でA型で長野県生まれですが、人の体質もそれくらい複雑に絡み合ってると思うんです。
そして、一年を通じて体調っていうのは一定じゃないですよね。
私は春(肝の季節)と秋(肺の季節)が苦手です。
最初に中医の先生に診てもらった時は「肺が熱で焼きついている」でしたが
そのあとに診てもらった時は「肺腎気虚」と言われ、そのあとは「陰虚火旺」でした。
その時々で自分の状態も変わりますし、その都度合う食べ物も変わってくると思います。
顔は今のあなたを物語っている
では、どうしたら自分の状態を知ることができるでしょうか。
中医学の専門家にうまく出会えると良いのですが、もし近くにいない場合は自分で勉強するしかないです。
そこでオススメなのは「顔をみれば病気がわかる」猪越恭也著です。
見た目というのは意外にも多くのことを語っていて
顔色だったり
目の乾燥や唇ガサガサ
寝てる時目がうっすらあいている
爪に筋が入っているというのも未病のサインです。
私は写真館で働いているので今までたくさんの人の「顔」と向き合ってきましたが、確かに!!と思うことが多いです。
顔のたるみも胃腸が弱くなり、全身の筋肉が弱くなりたるみという顔症状を起こしています。
体に合った食というのは究極のアインチエジングなんだと最近確信しています。
インユーライターのまどかちゃんともそんな話をしていました。
もし、病気はないけど白髪で悩んでいるとか、小じわが出てきたとかっていうのは今の食が体に合っていない証拠かもしれません。
もし、玄米菜食で調子はいいけど
唇ガサガサだなーとか
爪が割れるんだよなーとか
最近シミができるなどのエイジングで思い当たる節があったら
食事の見直し時なのかもしれません。
玄米菜食という時期は私には必要だったけど、私にとっては続けていいものじゃなかった。
食事療法は色々あるけど、それはあなたに合ったものですか?
食事療法に正解はなくて、今のあなたに合っているかどうかでしかないと思うんです。
合っているかどうかの判断ができる方法を学んでいるので、まとまったらまたシェアしますね!
まずは自分のエイジング度をチェック!
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