5年見守った乳歯の虫歯

虫歯自然治癒 中医学

こんにちは!人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです。

お母さんのための家庭の医学最強版 オンライン講座「はじめての中医学」を主催したり、西原式育児のオンラインコミュニティを運営しています。

小学一年生の次女が、1歳半の頃で虫歯になりました。
1歳半頃の夏休みは、断乳して、その頃はアイスだのチョコだの何でも食べていたら、1歳半健診で前歯が虫歯になりかかってると言われました(゚Д゚)
虫歯には苦労していた私としては子供に同じ苦労をさせたくなかったのに、、と悲しんだし、恐怖のどん底に。

自然治癒力を活かして治す方法はないか?と毎晩毎晩ネットで調べまくって見つけたのは、岡田弥生先生の「むし歯って磨けば止まるんだヨ」という本。

杉並で歯科検診で色んな子のむし歯を見守ってきた先生が書いていて、すごく救われたのを良く覚えてます。

私の好奇心で“止まったむし歯”(この本では花まるむし歯といってます)は、是非ともみてみたいなと思ったし、何年か後に前歯の乳歯が止まった状態の虫歯で抜けて、そのことをブログ記事にしてるっていうイメージが降りてきたんですね。
それがやっと書けた!!っていうのと、雑感と共に書いてみました。

「お母さんに似て歯が弱いですね」

その当時通ってた歯医者さんは、この界隈だと有名なインプラント治療を売りにしているところで、治療に行くと先生もスタッフさんも総出で「いらっしゃいませ~!!」と出迎えられる牛丼屋みたいなところw
前歯が溶けかかってるんです、って先生に言うと
「りんご味のフッ素ですよ~」
「お母さんに似て歯が弱いですね~」
って言われて、漠然と疑問が沸いてきて。自分自身のことならどんな治療も自分の選択だけど、選択肢の提示もなくフッ素を塗られたことに疑問が沸いて調べまくって怒りにまかせて書いた記事↓

子供のフッ素入り歯磨き粉、歯科医院で塗布されるフッ素も今すぐやめてください。

※インユーというWEBマガジンでライターのお仕事をしていた時期がありました。その当時の記事。

埼玉の小峰先生が書いた「名医は虫歯を削らない」っていう本を買って読んで、ドッグベスト治療を取り入れてる歯科医院に行き始めました。

ドッグベスト療法とは

ドックベストセメントは、殺菌作用のある銅イオンと、鉄イオンが配合され、さらに複数のミネラルが含まれている歯科用のセメントで、このセメントを虫歯部分に塗る事で、従来の虫歯治療のように、虫歯部分を削ることなく、殺菌して虫歯を治す事が可能です。

引用https://docsbestcement.com/docsbestcement.html

それと同時期くらいに、西原式育児っていうのを知って、離乳食の開始が1歳半とか2歳からで、年長さんになっても市販のお菓子をほとんど食べたことがないっていうママに出会って「そんなことできるんだぁ~」と普通に母子手帳や育児書に沿った育児からきびすを返して 西原式育児に転向。アイスだのチョコだのを食べてたところから、粉ミルクや干し芋、甘栗にチェンジw
とにかく自然治癒力を活かして見守ろう、という方向に向かい始めるキッカケになりました。

それから、5年ちょっと経って、虫歯だった前歯が抜けました。
おお~ついに抜けたか!!と感慨深かった。

普通の歯医者さんといえば、麻酔して削ったり、痛みを伴うのが一般的な治療。私自身歯医者さん大っ嫌いで、アラフォーにもなるのに歯医者となると何日も前から「イヤだな~イヤだな~(稲川淳二風に)」ってなるくらい。

物事はすべてプラスマイナスがあるので治療せずに見守るっていうのもマイナス面はもちろんあって、前歯の虫歯をそのままにするのは見た目が悪いし、いつ痛み出すかっていうドキドキ感もあって私のメンタルは結構削られました。。実際、子供の歯磨きはあんまり好きじゃない(´Д` )

前歯だったので治療を見守りましょう、だったけど、奥歯の隙間が虫歯になるとどうしても食べかすが詰まったり、歯の隙間が詰まって永久歯の生えるスペースが足りなくなるとかで、奥歯の虫歯に関してはほとんど削らずにすっぽりかぶせるタイプの銀歯をかぶせていました。それも、見た目は悪い(´д`)
その先生の治療方針によるのかもだけど、前歯の虫歯は意外と放置でも大丈夫なのかも。って思いました。(自己判断はNGと思うけど。。)

私自身は、歯の自然治癒力を見守ることができたっていうのはとても嬉しいし、ホクホクしています。
虫歯ができたらすぐに削って詰めてっていう治療をしてきたからわからなかったけど、歯だっ治ろうとしてるんだな。日々変化してるんだな。って感じました。

歯はやっぱり腎のフォルダ

色々調べて、色んな情報に出会う中で、中医学の世界では歯や骨は腎のフォルダで、虫歯はやっぱり腎の問題でした。

磨く、にフォーカスすると、ロクに磨かないけど虫歯がない人、の説明がつかない。

相方おしげさんの次男くん(現在小1)は、泊まりに来ても歯ブラシは持ってこないw

生まれてこの方片手で数えるほどしか磨いたことがないらしいw

観察好きなので、泊まりに来た彼をしげしげと観察してると、食べカスが歯に挟まったりしてる様子がない。自浄作用が強いというか、生涯歯を磨いたことがないうちの猫とおんなじように、歯が汚れてる感がない。

歯は消化液に溶ける材質だけど、腎の液である唾液(体液は五つのフォルダに分かれている)が再石灰化して、拮抗を保っています。by中医学の師匠

それに負けた時に、虫歯や歯のトラブルになる。

磨かなくても虫歯にならない人もいるけど、私のように脾虚(消化能力よわぞう)で唾液が少ないと自浄作用も乏しいので、歯磨きは有効だったりするのかな、と思います。

歯茎も歳をとっていくと痩せて、枯れていくけど、そこも腎の精や血で作られています。となると、歯のトラブルに対してできることは、腎を補うことの一択。だけど、これが目に見える成果が出るまでには時間がかかる。そんなことを身をもって体験して、淡々とやれることをやるだけだ←今ココ

「進行が止まった虫歯」は存在したよ、という記事でした。
虫歯を見守ろうとしてるママの役に立てば嬉しいな、と思ってます!

▷遅い離乳食・イヤイヤなし「西原式育児」に関する記事が400記事以上ある月額1,200円オンラインコミュニティ「アンテナ」

私のような「見守りたい母」がたくさんいるので、小峰先生(「名医は虫歯を削らない」を書いた先生)の歯科医院のレポなどもあります!

▷いよいよアナタは魔女になる!中医学実践コース 次回は「頭痛」がテーマです!

頭痛もおかま被ってるような痛み、刺すような痛み、側頭部が痛い、など色々あると思います。こっちのセカイから見ると「それ、脳梗塞の前触れの頭痛だよ、、やばいよ。。」っていうのも症状聞いてるだけでわかっちゃったりします。

おいでませ、魔女母の世界へ〜

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