水ぼうそう観察日記～全身がチクビになった子どもたちのキロク～【画像あり】

「おかあさん…三つ目の乳首が出来た…」
と深刻そうに言う長女（小5）
見ると、確かに乳首っぽい吹き出物が乳首の真横に…
珍しく吹き出物か？とあまり気にしていなかったとある金曜日。
祝日の月曜日に足がしびれるとシクシク泣いた朝からの発熱。
火曜日の夕方に熱が下がって、ブワッと吹き出物大量発生。
なんじゃこりゃーーーーー！？
と慌てて病院を探して受診。

…水ぼうそうでした。

これが…！！噂の…！水ぼうそう！！

そんな始まりから、3人とも水ぼうそうかかりました(T-T)

中医学視点から調べてみると、、まず第一に
「水ぼうそうは1度罹患したらかからない」
というわけではなさそうだなと思いました。

中医学だとウイルスの細かい区別はなくて、体に負担なものは丸っとざっくり「邪（じゃ）」と捉えます。
邪と自分の体力・免疫力が拮抗して負けた結果が病気。（正邪闘争と言います）

何らかの理由で邪に負けた結果、と捉えます。

中医学にもウイルスという概念はあって、コレラとか感染力の強いものは「レイキ（漢字が難しい）」と言います。
それ以外は、基本「常在菌」で、常在菌に負けたアナタの免疫力の問題ですよ～と考えます。

中医学だと、花粉症の原因は「花粉」とは考えずに「春の風」が原因と考えます。全然違いますね～

現代医学的に水ぼうそうはヘルペスウイルスが原因だそうですby中医皮膚科学

ヘルペスウイルス絡みの病気といえば、突発性発疹や帯状疱疹。
厳密に言えば違う病気なんだろうけど…1度罹患したらかからない、という自然派の神話も違うんじゃないかなと思いました。

予防接種はあんまり打たなくても良いよ～というおじいちゃんせんせい、山田真先生が八王子にはいたんです。（現在はご高齢＆病気で閉院）
その昔、娘たちが謎の歯茎の腫れで受診したことがありました。
山田先生「あーこれはヘルペスだね」
私「え！ヘルペスですか？うつるやつ？幼稚園はどのくらい休んだ方が良いですか？」
山田先生「休む必要は無いよ。だって、みんな持ってる菌だからね」

この話は当時の私にはとても衝撃でした。
菌＝移る＝集団生活は出来ないと思ってたので。

水ぼうそうの経過

中医皮膚科学によると水ぼうそうの経過は、、

・まず十数個の水痘が出現。翌日には頭頂部に出て、2～3日経つと多数のものが出現して全身のかゆみになる
・瘡の頭部がすべて破れて少し発熱して収束
・刺激物の摂取はNG
・7～8日で治癒に至る
・あばた面になりやすい
・治療原則は清熱解毒

by中医皮膚科学

とのことで、、

結局我が家の対策は

紫雲膏を塗って水っぽい湿疹は絆創膏を貼る（洋服とかで擦れると痛痒いらしい）
足つぼをする
解熱後は十全大補湯を飲ませる

という感じでした。

我が家の子どもたちはこんな感じでした。ブツブツ写真なので苦手な人は閲覧注意です〜

長女編

第三の乳首から始まり、発熱→解熱後にブツブツが出現。

顔以外頭皮も全部ブツブツが出ました。痒いらしく、不機嫌MAX。「誰かと代わりたい…」とブツクサいってました。

水っぽい湿疹。衛気を破って中に入られるからこんな感じになるらしいです。

結果長女は発熱から計7日間でシャバに復帰。

長女の水ぼうそうは内から発生したモノ（多分）

今回ヘルペスごときに負けた原因は、思い当たるのは二つ。
一つ目は、習い事を始めたこと。
長女は小学生なのにブラスバンド部に入ってて、毎朝朝練があります。7時過ぎには家を出発する日々。
そこに夜19時半～21時頃までの体操（週1日）を習い始めました。
中学校のさむーい体育館での練習。
体操メンバーの大半はブラスバンドのメンバーとかぶっていて、みんな朝早いのに夜遅くまで習い事でスゲーーとただただ感心する私…（夜は21時までには布団に入りたい派）

二つ目は、最近キムチにハマっていること。
夫が辛いの好きで、豚肉のキムチ炒めみたいなものをよく作るのですが、長女もよく食べていました。週1くらいのペースで豚キムチ食べてたからね、、あーね、、そうだよね。と本人も納得。