「痛み」ってなに?『西洋医が解明した「痛み」が治せる漢方』井齋偉矢著

中医学

こんにちは!人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです!
最近ドハマりしてる、西洋医学の先生だけど現代医学的に漢方を処方する「サイエンス漢方」の本。

陰陽論とか、虚実とか、そういう不確定な概念を理解しないと漢方を出せないから!いつまでもマイノリティなんだ!というお考えをお持ちの先生。

最初読んだ時はウホッッwwwすげえこと言うな、と思ったんですがw

何冊か読んでみて、たくさんの処方例を見てるけど、おおかた中医学の先生が言ってることと答えは近いので、アリかもと思ってます。
というのも、この先生は現代医学にはない概念「冷え」「弱ってる」「疲れてる」「足りない」を理解しているから。

今回は痛みについてです!

痛みってそもそもどうなってるの?

中医学は「通じざれば痛む」といって
体の中の流れに何か滞りがあると、痛みが発生すると考えます。

ということを考えると、西洋薬は基本痛みを感じさせなくする→麻痺させる、強制的に流れを止めるという対処。
通じざれば痛む、ということを考えると、方向性が真逆ですね。

必要な瞬間ももちろんありますが、得意不得意を知って使い分けは必要かなと。

漢方は「炎症」「血の淀み」「浮腫み・乾燥」「冷え」に強い!

漢方薬は「炎症(生体が障害を受けた時に起こす反応)」「微小循環障害(動脈系と静脈系を結ぶ微小血管の淀み)」「水分分布異常(水分が多すぎると浮腫み、足りないと乾燥)」「熱産生障害(深部体温を保つのに十分な熱を産生できない)」の4つの病態に効果を発揮します。

西洋医学が解明した 「痛み」が治せる漢方

炎症=熱症状
微小循環障害=ドロドロ血、瘀血(おけつ)
水分分布異常=浮腫み・乾燥
熱産生障害=冷え
と私は理解しました。

2000年以上前の中国の人びとは、身体と精神は表裏一体で、切り離すことなどできないということをわかっていたのでしょう。ここに漢方薬の強みがあります。
漢方薬が効いているというのではなく、漢方薬を飲むことで、心理状態を含めて身体の炎症、微小循環、水分分布、熱産生などいろんなシステムが正常に回復し、結果的に痛みが消えていくというイメージです。

西洋医学が解明した 「痛み」が治せる漢方

体の中のシステムの不具合=痛み
システムを漢方によって正常化する=結果的に痛みが消えていく
というのが個人的にグッときました!

で、具体的に痛みの漢方はどんなのが紹介されてるかというと。

聞いたことあるかもしれませんが「こむら返りに芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」
こむら返りや足がつった時に芍薬甘草湯を飲むと、5~6分で効くそうです。
その名の通り芍薬と甘草しか入ってない超シンプルな漢方。
お医者さんがゴルフに行くのに、カバンにしのばせているという噂。
妊娠中たまに足つってたけど、コレを知ってたらなぁ。。w

飲んでどのくらいで効く、っていうのも書いてあるし、痛みがある人は私コレかも!?というのが1つはあるかも。

ちなみに、巻末に「サイエンス漢方処方研究会」に所属しているお医者さんのリストが載ってるんですね。
意外に、近くの大学病院にサイエンス漢方の先生がいてビックリ。今度門を叩いてみようかなぁと思っています。

まだまだ気になる本がたくさんあるので、買ったらまたレポしまーす!

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