【書評】1日2本以上更新を8年以上続ける超人!「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著 

コラム

こんにちは。ものしりあすかです。(ペンネームを募集しまして、しばらく毎回変えていこうと思いますw)
本日の書評はプロブロガー立花岳志さんの「ノマドワーカーという生き方 場所を選ばず雇われないで働く人の戦略と習慣」です。
土地や時間に縛られずに、自由に楽しく好きなことだけして生きたい。
そんな生き方を実現している人は今ゴロゴロいます。
そのうちの1人がno second lifeというブログを書いている立花岳志さんです。
この本は、資産家でもなく特殊技能も持たないごく普通のサラリーマンだった立花さんがノマド的に活躍するまでの軌跡やノウハウが詰め込まれています。
リアルで地に足がついたノマド」な情報なので、現在普通のサラリーマンの方でも、どうすればノマドワーカーになれるか。時間や土地に縛られず好きなことで食べていけるかをイメージすることができます。
自由への一歩を踏み出してください!

「ノマドワーカーという生き方」から学んだこと

更新頻度1日3本

とにかく立花さんは更新頻度を重要視しています。

最後発からいかに最短時間で一定以上の読者の方を持てるようになるかを考えた結果、1つの結論に至りました。
とにかく更新頻度を上げる。それだけです。
他のブロガーさんたちが週に2〜3記事なら僕は1日3記事書こう。本気でそう思いました。
その方針にしたがって、スタート直後から僕は原則として1日3回更新を目標にしました。朝、昼、夜の3回更新です。
本職も家庭もある中で3回更新は覚悟と忍耐が必要でしたが、うまく習慣にすることができました。
引用「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著

ブログを少しでもやってる人ならわかると思いますが
1日3本更新はモンスター級です。

名称読み方その正体
桂皮けいひシナモン
生姜しょうきょうショウガ
陳皮ちんぴ温州みかんの皮
硬米こうべい米(うるち米)
山薬さんやくヤマノイモ
薏苡仁よくいにんハトムギ
附子ぶしトリカブトの根を加熱処理して減毒したもの
阿膠あきょうウシ、ブタなどの哺乳動物の皮、骨、腱、靭帯から作られたゼラチン
牡蠣ぼれい牡蠣の貝殻
蝉退せんたいセミの抜け殻
牛黄ごおうウシの胆石
芒硝ぼうしょう硫酸マグネシウム
石膏せっこう含水硫酸カルシウム
no second lifeの記事本数を実際調べてみたところ、2018年9月時点で総記事数は7012記事
私がライターとして働いているメディアでは、数十人のライターが記事を入稿して3500記事です。これを1人で成し遂げているというのは、超人です・・・
記事本数はすごいけど、内容がスカスカでネット上にゴミをばらまいてる人もいます読んだ人の役に立つ丁寧な記事を1日2〜3本更新とは・・・
最近丁寧に記事を書くことを意識しているので、月4本程度ととても遅筆でした。この本を読んで、クオリティを下げずに更新頻度を上げよう!と思いましたね。
ちなみに「まだ東京で消耗してるの?のイケダハヤトさんは約10320記事です。こちらも超人ですね・・・

ミッションと5年後のなりたい自分

立花さんのすごいところは、きちんと自分のミッションと計画を持って、それをカタチにしているところです。

会社を独立して僕が最初に始めたのが、自分のミッションを定義することと、自分の5ヶ年計画を再作成することでした。
引用「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著

目標を達成する上で、このミッションの定義と数年後の自分をイメージすることはとても重要です。

ミッション

ブログは小規模ですが、自分のビジネスであり会社の社長のようなものです。ミッションとは、自分の人生の目的を自分なりの表現でまとめたものになります。
立花さんのミッションは「すべての日本人が誇りを持って元気に生きられるようにサポートを言葉を通して行う」というものです。
このミッションを書くためには、自分自身の人生や考え方に対して深く向き合い、注意深く分析を行う必要があります。
ミッションを持たずにブログをやっている人はすぐに何かしらの理由をつけてやめてしまったりする傾向にあると周囲のブロガーを見てて思います。サラリーマンが嫌だから、上司に頭を下げるのが嫌だからブログで収入を得る、という選択をしている人は、ブログも嫌なところをみつけてはやめる理由を探してるのかなと思います。

5ヶ年計画

「5ヶ年計画」というと難しく感じるかもしれませんが、実は簡単なことです。要は「5年後自分はどうなっていたいか」を考えて文字にすればいいだけです。
引用「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著

私が使っているフランクリンプランナーという手帳にも、自分の80歳の誕生日に誰からどんな感謝のスピーチをもらっているか、具体的に考えるというものがありました。
「5年後になっていたい自分」を書き出すには

  1. 仕事
  2. 家庭
  3. 教養
  4. 財産
  5. 趣味
  6. 健康

という6本の柱に想像を妥協せず、目一杯欲張りな夢を描きます。
これを元に6本の柱に沿って1年後の自分になるためには3ヶ月後までに何を達成している必要があるのかを書き込みます。3ヶ月後の自分になるためには1ヶ月後までに何を達成してるか、1週間後までに何を達成しているか、1日後までには・・・と細分していくと今日すべきことが見えてきます。
その目標を元に振り返りと分析をして修正点を洗い出します。

  • 日次レビュー
  • 週次レビュー
  • 月次レビュー
  • クォーターレビュー
  • 年次レビュー
  • 目標レビュー

そして、計画とレビューを繰り返すことで「夢」を「目標」にしています。
ここまで徹底してるから1日2本以上更新という偉業を成し遂げられるんですね〜

不動の質問TOP3「時間がない」「何を書いていいかわからない」「続けられない」の答え

ブログセミナーを開催すると聞かれる言葉の多くはこの3つだそうです。
時間がない、何を書いていいかわからない、続けられない。
これからブログを始めたいという方に立花さんがオススメしているのはこの3つ。

  • ブログのミッションを決める
  • ブログの優先順位を決める
  • やめることを決める

ブログのミッションを決める

まず、ブログを通じてどうなりたいのか。どうありたいのかを決めることが最優先です。
例えば、なんとなく電車に乗って出かけたい、と思ってるとダラダラと予定が押して結局出かけるのが遅くなってしまった・・・ということありませんか?
9時16分の電車に乗る!と決めたら、16分の電車に乗るには、9時までに家を出たいから、支度を8時半までに終わらせて・・・と決めると整っていきます。逆に、決めないと整いません。

ブログの優先順位を決める

ブログの優先順位は、ブログで生計を立てると決めたなら優先順位は必然的に「最高」になります。

例えば僕を例にすれば、「人生を劇的に変化させる」ことをミッションとしていたので、ブログに対する優先順位は「最高」にしました。
「最高」の優先順位とは、僕の中では当時務めていた会社での仕事と同等ということです。
最高の優先順位のタスクが日常に入り込んでくるとどうなるかというと、仕事と同等なわけですから、夜眠くても面倒でも書く。みたいテレビがあっても我慢する、など、他の日常の「やりたい」や「いきたい」よりもブログを優先する必要が生じます。
引用「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著

あなたの生活の中でブログはどのくらいの位置にありますか?

やめることを決める

ブログを書く上で、時間が足りないという壁は必ず直面しますが、まずやめることを決める、何をやめるかを選択します。
私の場合はテレビを見ない、友達と夕方5時以降の遊びはしない、SNSをダラダラ見ないなどを決めました。

新しい習慣を生活に追加するときには、必ずセットで「やめること」を決めましょう。そしてきっちりやめるのです。
引用「ノマドワーカーという生き方」立花岳志著

1日2本以上更新を8年以上続けるモチベーション維持

最初、この本を読んだとき、正直「 ケッ、子供がいないから1日2本更新なんてできるんだ!」と思わず毒づいてしまいましたが、改めて更新本数を見て1年で400〜1000本もの記事更新を続けている立花さんのモチベーション維持の秘訣はミッションにあると思いました。
お正月とかクリスマスとか、人が休んでる時は休みたい時もあると思いますがそれでも毎日ブログ更新を怠らないって本当にすごいことですよね。
最近色々考えすぎたり、周りの声が気になったりしていたけど、淡々とコンテンツを作り続けていくしかないなと改めて思わせてくれました。できない理由っていうのは猿でも見つけられるけど、続けていくためにどうしたらいいか、実現するためにどうしたらいいかは「決める」と整っていきます。

したい人、10,000人。始める人、100人。続ける人、1人

中谷彰宏さんの名言ですが、ブログを始めたいと思ってる人が10,000人いたとたら、始める人はたったの100人。さらに続ける人は1人です。
今の生活を変えたいなら、他の人がやめてしまうようなことをやり続けること、小さなことを積み重ねた人だけが到達できる世界がある。それが王道なんだと思えました。
あなたも、したい人から始める人へ。そして一緒に続ける人になって頑張りましょう!

 

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