こんにちは。4歳2歳の母でライター主婦もむらです。
最近小峰先生の本「名医は虫歯を削らない」を読んで、ドッグベスト療法ができて予防歯科に力を入れている歯科医院に転院しました。
今までの歯科医院では「何か起こってから治療」というスタイルだったので
痛み出したり、炎症が起きたらいつでも来てね!という感じでした。
しかし、予防歯科を徹底している今の歯科医院では、レントゲンにうつらないような虫歯や穴のあいていない虫歯を見つける装置もありました。
今の歯科医院どうなんだろうなーと思っている人にはぜひ読んでほしいです!!
穴のあいていない虫歯
ちいさい・おおきい・よわい・つよい no.98―こども・からだ・こころBOOK 歯にいいレシピ!!
虫歯は甘いものや食べかすの残りが歯を溶かしてできるものだと思っていました。
みなさんの多くは、食べかすに最近がくっついて酸を出し、歯の表面を少しずつ溶かしながら奥の方へ進んでいくと考えていると思います。
もちろんこれは間違いではありません。
実際、ほとんど歯磨きをしていない不潔な口の中や、細菌が増えやすい高齢者の虫歯は、そのように進んで行くと考えられます。
この認識も間違いではないそうですが、この説だけでは説明できない
歯の内側から進行する虫歯
があるそうで、私の歯にもありました・・
最初知った時はほんとにショックでしたね・・
穴があいてないけど黒ずんでる、グレーっぽい歯を見たことはありますか?
アレはそういうことみたいです。
今通っているきら歯科さんでは、内側から進行する虫歯についてこう説明してくれました。
▼きら歯科さんのページ
歯のことは箱根ヶ崎駅徒歩5分の瑞穂町にある『きら歯科クリニック』にお任せください
エナメル質=卵の殻
象牙質=卵の白身
歯髄(血管と神経)=卵の黄身
内側から進行する虫歯=卵の殻はそのままだけど、白身がスカスカになっている状態
だそうです。
そういう歯はいつ穴があいてもおかしくない状態だそうで、私も歯石とりの時に卵の殻(エナメル質)が割れた経験があります。
最初見た時なんじゃこりゃ・・・!と思いましたよ・・
穴のあいてない虫歯の原因
名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法を書いた小峰先生曰く象牙質の液体移送システムが大きく関係しているそうです。
簡単に説明するのが難しいですが。。
体内の物質が歯を通って口の中に流れるだけでなく、口の中の物質、つまり無数にいる虫歯の原因となる細菌が、歯の表面を溶かすことなく内側に流れ込み、場合によっては体内に流れ込むこともあるということを意味しています。
引用 名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法
これでわかるかなぁ・・
この細菌が白血球によって運ばれて、どこで細胞内感染症が起こったかによって病名が違う、というのが西原克成先生の理論。
関節に起きると「リウマチ」
網膜に起きると「網膜症」
毛様体に起きると「緑内障」
脳に起きると「統合失調症」「うつ病」
大腸に起きると「潰瘍性大腸炎」
瞳に起きると「散瞳(ミドリアシス)」
ここには書かれていないけど、これが歯に起こると虫歯になるというのが私の理解です。
7つの原因
- 砂糖
- ストレス
- 運動不足
- 微小栄養素不足
- 薬物
ここまでは小峰先生の本に書いてある原因。
ざっくり原因について箇条書きすると
- 砂糖によって細胞内感染が引き起こされ細菌が歯の内側に入り込み刺激を与える
- 糖を与えずストレスを与えた動物実験でも虫歯ができることがわかった
- 運動不足で体温が下がると歯の健康にも大きな影響を及ぼす
- 精製された調味料や野菜自体の栄養素が減っていることから”質”の栄養失調が虫歯患者が増えた背景
- 薬を飲むと副作用として唾液が出にくくなるので、薬を飲んでいる人に虫歯の患者さんが多い
私はここに西原克成先生の理論である
6.冷たいもの中毒
7.口呼吸
を加えたいです。
冷たいもの中毒
現代はどこもかしこも冷蔵庫だらけで、真冬でも氷ザクザクの氷点下な飲み物が当たり前です。
コンビニの数も増えて、かなり意識しないと冷たいものは簡単に体の中に入ってきます。
冷たいものの何がいけないか。
腸の温度が冷たい飲み物・食べ物によって0.5℃から1℃下がると私たちの腸の機能は低下し自動的に白血球に細菌が入って体中の細胞に細菌をばら撒きます。
そして細菌を抱えた白血球は血液の中を通って体中に細菌をばらまきます。
この細菌がどこに感染したかによって病名が変わる。
そのうちの1つが虫歯なんだと私は思っています。
参考 アトピーが治った!―5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る
口呼吸
今は口呼吸の人、多いですよね。
口呼吸をする哺乳類は人間だけです。
多くの人は無意識に口呼吸をしています。
口呼吸の何がいけないかというと、鼻と喉の奥には空気中の異物を排出する機能がありますが、口の中にはその機能がありません。
浄化・加湿機能のある鼻では撃退できるウイルスや細菌が、口では撃退できないのです。
口呼吸を続けていると、自動車の排気ガスなどによって汚染された大気中の、有害な化学物質や細菌、ウイルスなどが、五種類の扁桃リンパ組織から白血球に取り込まれて血液内を巡り、私たちの体を蝕み始めます。
口呼吸の人は細胞内感染を起こしやすい状態=虫歯にもなりやすいということなのだと思います。
参考 アトピーが治った!―5つの生活習慣を変えるときれいな肌が戻る
レントゲンにうつらない虫歯
普通の歯科医院ではレントゲンや目視で虫歯をチェックします。
しかしレントゲンにうつらない虫歯というものがあるそうで・・
今通っているきら歯科さんで、虫歯を正確に調べることができるレーザー検査器でチェックしてもらいました。
レントゲンにうつらないけど、レーザーでみることができる虫歯というのは
- 小さい虫歯
- 以前治療した銀歯から二次的にできた虫歯(二次カリエス)
だそうです。
私もレーザー検査器で虫歯をチェックしてもらいました。
レーザー光線の反射具合が数値化されて虫歯をチェックできるそうです。
虫歯の度合いによって音がします。
やばいとこは「ポーーーーーピーーーービィいいいいいいいいうううエビビビビーー」みたいな音がします。
私の場合、以前の歯科医院で色々やらかしてるんでね・・
チェックしてもらったらほとんど虫歯と言われました・・・
ショックすぎてこの日は枕を濡らしましたよ・・・・・
こんなもんで見られたら大人のほとんど全員虫歯だわっっっっっっ!
以前治療した銀歯が不適(合ってない)から段差になっていて、そこにばい菌が溜まって虫歯になっているそうです。
銀歯は接着剤がどうしても古くなるので、10年に一度くらいははずして付け直しが必要だそうです。
虫歯になっていなければ、そのまま型をとってつけ直せるけど、虫歯になってたらさらに削っていかなければならない。
どの歯も最初に削った時はこれで虫歯が治って一安心♪と思ってたけど、二次カリエスなんてものがあるなんてね!!
定期検診に行くたびに小さな虫歯が見つかるという人は、こういう装置がある歯科医院を選ぶのも1つの手だと思います。
虫歯は長い長い時間をかけて蝕んでいきます。
レントゲンにうつるようになってからでは遅いんだと思うんですよね。。
歯の治療痕の多さ=年齢
私の本業は写真館で受付兼カメラマン。
飲食バイトも長かったので、人の年齢を当てるのが得意です。
自分でもナニで年齢を判断しているのかわからなかったけど、歯は結構年齢を表してるなぁと思います。
削ってナンボ、抜いてナンボという保険診療のシステムなので、治療痕がないという人はほんとに珍しいです。
ほんとに羨ましい。
子供に目指して欲しいのは治療痕のない健康な歯だよねーと思います。
歯について正直に告白するのは怖かったけど、こうして発信してみると
私もここブリッジなんだーとか
私も差し歯なんだーという
みんなからの告白をもらいました。
見た目全然わからなかったよ!という人もいました。
考えてみれば学生の時に暴れると差し歯が飛ぶ💦と言ってた友達がいたなぁとか色々思い出しました。
感じるのは、今の歯科治療に満足している人はほとんどいないということ。
日本の歯科事情は北欧に比べてとても遅れているそうです。
「歯が一本抜ければ、いのちの規模が一回り小さくなる」
西原克成先生の「歯はヒトの塊である」にこんなようなことが書いてあったような気がします(借りた本で手元にないのでうろ覚えですが)
おかしいと思った人から、失う歯科治療じゃなくて、守る歯科治療にシフトしていきましょう!
予防歯科の探し方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
歯科医院を選択する判断として、最終的にはその先生の「人相」だと思う私でした。
関連記事
虫歯になりやすさがわかる口腔内フローラの話。 – むしろ台所診療所
最近のコメント