こんにちは。姉妹の母で、医療費0円主婦のもむらです。
慢性的な頭痛で悩む人、多いみたいですね。
私も以前は頭痛になると鎮痛剤を飲んでいました。
妊娠授乳中は頭痛になっても薬を飲むことができません。
でもツラい時に痛みを我慢して家事育児をするのは大変ですよね。
頭痛の種類と、食事療法をまとめてみました。
しかし食事療法も対症療法なので、まず原因を作らないことも大切です。
症状を和らげる方法を覚えて、なおかつ原因を断つことで頭痛知らずの生活になれます!
頭痛の原因
ふつうの風邪はかぜやインフルエンザによるものがほとんどですが、偏頭痛や慢性頭痛は脳の各部位と連動している各臓器の不調が真犯人です。
- 頭頂部の痛み→腸の炎症
- 側頭部→肝臓
- 後頭部から肩にかけての鈍い痛み→脂肪の代謝が不完全な時に痛む
- 眉間→胃や腸
- 眉間やこめかみにかけての差し込むような痛み→甘いものや果物、冷たいもののとりすぎ
いずれも脂肪分や動物性タンパク質を控えたり、燃焼させる手当てでおさまります。
【頭痛、陰陽チェック】
陽性の痛み
食べ物の脂肪分が多すぎると肝臓や腎臓で十分に処理されず、血液に再吸収されてしまいます。その瘀血によって神経が刺激され、患部が腫れて締め付けられるような痛みが発生します。これは陽性の痛みです。
陰性の痛み
一方、かき氷を食べた時にカキーンとくるような眉間の痛みは陰性の頭痛です。
頭頂部が痛むとき
第一大根湯を200ml飲みます。
腸の中のものが押し出されて頭もスッキリ。
側頭部が痛むとき
まず第一大根湯を200ml飲みます。
しばらくしてからりんごやレンもんの果汁、続けてしいたけスープも飲みます。
これで1日分。脂肪を分解・燃焼させて痛みをとるのですが、ちょっと時間がかかりますので気長に続けてください。
後頭部が痛むとき
第一大根湯で腎臓を詰まらせているタンパク質を消化させ、しいたいスープで後頭部に溜まった脂肪を燃焼させます。
1日1回ずつ、こちらも気長に飲むことです。
眉間からこめかみが痛むとき
梅干しのクエン酸を利用して代謝をうながし、陽性の塩で陰性の痛みを緩和します。基本は梅しょう番茶ですが、子どもや年配者は一回の量を控えめに。こめかみに梅干しを貼るのもいいでしょう。
※注意※
ただし、吐き気やめまい、神経の麻痺などをともなって激しい頭痛がする場合は、脳炎、脳内出血などのケースも考えられますので医師の診断を受けてください。
参考「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森 一慧著
頭痛の内服お手当【第一大根湯のレシピ】
かき氷でカキーンと痛む頭痛でなければ、基本的には陽性の症状なので大根の陰性の力を借りて症状を緩和します。
毒素を吸着し、余分なものを分解する大根、抗炎作用のあるしょうが、血行をうながすしょうゆが相乗効果を発揮します。
急に高い熱が出たときは1回400mlを飲みます。それ以外の症状や解毒には1日1回200mlを。
ただし、虚弱体質、心臓病、貧血があるなど陰性体質の人はしょうゆの分量を多めにして飲んでください。
《効能》
解熱・発汗効果、かぜの高熱、急性腎盂腎炎、急性膀胱炎、急性中耳炎、耳鳴り、腰痛、肩こり、じんましん、アトピーのかゆみ、鼻炎、動物性たんぱく質やニコチンの解毒に
《材料》
一回分(高熱の時はこの倍量を)
大根おろし・・・・・大さじ山盛り1と1/2
しょうがおろし・・・大根おろしの1割
しょうゆ・・・・・・大さじ半分
熱い番茶・・・・・・200ml
※大根は下半分、根っこの方をすりおろして使います。からいです!
《作り方&飲み方》
大根としょうがをおろして器に合わせしょうゆを加えてから沸騰している番茶を注いであつあつを一気に飲み干します。
参考「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」大森 一慧著
自然療法も対症療法。原因は自分で作っているかもしれない。
ある日ふと、第一大根湯で一生懸命動物性タンパク質の解毒をするくらいなら、そもそも動物性タンパク質をとらなければいいのでは?と思うようになりました。
自然療法も対症療法の一種です。
症状を和らげることを覚えることも大切ですが、そもそも原因となるタンパク過剰をためれば頭痛が治る可能性が高いのです。
テレビでは
「1日1つ卵を食べましょう」
「動物性たんぱく質を取らないと栄養バランスが偏ります」
といった情報が毎日流れています。
それが間違っているとは思いませんし、そういう側面もあると思います。
しかし、日本という気候風土の中で、毎日肉や卵を食べてきたのでしょうか。
卵は飼っているニワトリが産んだときだけ。
肉はたまのごちそう。山に住む人は時々小魚や干物を食べるくらい。
日本では動物性タンパク質はそんな頻度で食べられてきたのではないでしょうか。
頭痛でツラいときこそ、動物性タンパク質を控えて食事を試してみてください。
そして1ヶ月単位で「今月は肉を半分に減らしてみよう」「今月は卵をやめてみよう」と実験してみてください。
頭痛知らずの肉卵なしレシピ本 「ゼロから始める玄米生活」
頭痛を第一大根湯で治せるようになって、そもそも動物性タンパク質を減らせば頭痛にならないのでは?と思いました。
それから動物性食品をできるだけとらない食生活を始めたのですが、参考になったのはこの本。
ゼロから始める玄米生活―高取保育園の食育レシピ集育実践レシピ集 (西日本新聞ブックレット)
無農薬有機栽培の農作物を取り寄せ玄米和食にこだわり続けて37年。
福岡市にある高取保育園の給食をもとに作った食育実践レシピ集。
今、よく読んでいたらこの本をまとめている編集の方は安武真吾さん。
「はなちゃんのみそ汁」のお父さんです。
はなちゃんもこちらの園を卒園されているそうです。
朝は親子で納豆の取り合い、圧力鍋で炊いた玄米ご飯をかきこみながらイワシの頭にかぶりつく長女。
ほうれん草のおひたしは、赤い根っこの部分から消えてゆく。
効果は朝の排便だけではない。
疲れやすく、年に4、5回風邪をひいていた私も、いつの間にか病気しらずの強い体に変わった。
「ゼロから始める玄米生活」西日本新聞社 安武真吾
玄米の炊き方や子供のおやつに出すおにぎりなど、玄米菜食のレシピが載っています。
私はこちらの園のような食生活をしたい!と思い徐々に変えてきましたが、最近はほぼ同じような食卓になりました。
夫はそんな献立を「仙人料理」と呼んでいますw
おかげさまで、頭痛ってどんなだっけ?と思い出せないくらい朝からフルパワーで動ける日々を送っています。
600円とお安いですが、頭痛しらずの食生活を実践できるヒントが詰まっています。
ぜひポチッとして読んでみてくださいね。
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