こんにちは。5歳2歳の姉妹の母もむらです。
子供の発熱は山のように経験してきたので、解熱剤を使わずに素早く熱を下げる方法を試行錯誤してきました。
高熱で頭がおかしくなる?についての世間の認識とは違った見解もまとめてみました。
高熱で頭がおかしくなる?
お母さんにもっとも多く伝わる「高熱で頭がおかしくなる」という話。
かかりつけの薬になるべく頼らない小児科医・山田真先生は 子どもに薬を飲ませる前に読む本 という本にこう書いています。
発熱という現象は病気を治すのに役立っているのだから、熱が高いからといってやたらに下げるべきではない
今はたいていの人が 「熱が出たらなるべく早く下げた方がいい」と思っていて解熱剤が乱用されているのです。
そしてそうした解熱剤の乱用が副作用として重い脳症を起こしたりもしてきたのですから、ここで、発熱について改めて考えてみることが必要なのです。
発熱で大学病院なんか受診すると、解熱剤から始まり吐き気どめとか色んな薬が出ます。
私個人的には
「解熱剤の乱用が重い脳症を引き起こす」
というのも違和感をずっと感じていました。
解熱剤を使う子達はみんな同じじゃないし、何かの条件が揃った時に脳症や髄膜炎にスイッチするんじゃないか?と思っていました。
これはワクチン、予防接種と構造が同じなんですけど
「全員が同じ条件である」
ということを前提に話が進んでいるように思います。
このことに違和感を感じていたところ、西原式育児を提唱する西原医師が「血液脳関門」のお話をしていて、すべて繋がった感じがしました。
※西原式育児とは
歯が生え揃う(腸が完成する)2歳半頃まで母乳中心という育児法。
西原式育児 カテゴリーの記事一覧 – むしろ台所診療所
詳しくは過去記事をごらんください。
脳にはやすやすと入ることができる関門がある
血液と脳のあいだには「血液脳関門」と呼ばれる関所があって、血液中の物質を簡単には脳に通さないしくみになっています。
血液を通して、脳に何かイカンものが入ってしまったらマズイんじゃないか?と思いませんか?
妊娠中の胎児や新生児は血液脳関門が未熟です。
妊婦や新生児に薬物を投与する時は注意が必要というのはそういう理由もあります。
脳形成過程(胎児期・新生児)で は血液脳関門の形成が不完全であり,成人期より 薬物・毒物が脳実質内に達しやすい
「血液脳関門に関する 最新の知見」大見和宏
子供でなくてもこれらのものは血液脳関門を通過してしまうそうです。
- 分子量500以下(睡眠薬、向精神薬など)
- 脂溶性で細胞膜を通過できる物質(⇦調べたけどわからなかった。教えて賢い人!)
ではどうしたら血液脳関門にイケナイものが入らないようになるか?というと我らが西原医師曰く
- 鼻で呼吸をしている
- 仰向けで寝ている
- 体温が36.5℃以上ある
- 睡眠時間を8時間以上(子供で11時間以上)とっていて骨休めできている
- 体内に有害物質がない
- 消化能力に合った食事をしている
という生活をしていれば安全なのだと思います。
逆に言えば
- 口呼吸
- うつぶせ寝
- 体温が36.5℃以下
- 睡眠時間が8時間以下
- 添加物や化学物質をたくさんとっている
- 消化能力を超えた食事をしている
という条件が揃ってしまうと、血液脳関門をツルツルとばい菌やら薬物が通り抜けてしまうのではないかと考えています。
毎月溶連菌になる、という男の子が長女の保育園のクラスにいました。
「解熱剤でなんとか下げてるんだけど。。またぶり返してきた〜」というメールをもらうこともしばしば。
ある休み明けから、その子をみたら目の焦点が合わなくなっていました・・
この感覚、伝わらないので誰にも言ったことなかったけど、明らかにある休み明けから目が泳ぐようになった子が他にも何人かいました。
今思えば、血液脳関門を通ってばい菌や薬物が脳に入ってしまったのかな・・と思います。
どういう条件下で、高熱が重症化するのかがわかっていれば、怖がることもないと思うんですし、早期離乳食で脳に入ったばい菌は発熱でしか追い出せないみたいです。
解熱剤代わりの代わりになるあずきカイロ
解熱剤を使わないで熱を乗り切るとなると、痛みとの戦いがあります。
大人でも発熱の痛みはつらいですし、やっぱり眠れないと回復もできないと思うので、我が家では熱を出すと痛みがあるところをあっためます。
あずきカイロ
個人的に超オススメなのがあずきカイロ。
レンジで温めて繰り返し200回程度 使えます。
私はあずきカイロ自作してます。
あずきカイロを手作りしました【しぜんの薬】 – むしろ台所診療所
以前作ったものは200回どころじゃなく使ってるけど、あずきの湿度がなくなって乾熱っぽくなるけど、使えなくはないです。あずきが焦げたら寿命です。
手作りは無理!ミシンないよ〜っていう人は、オススメあります。
BeautySalon・nagomi&健美食お料理教室・なごみ – 広島県山県郡北広島町本地
こちらで手作りされているあずきカイロ。
▼ショップはこちら。
小豆まくらと小豆・玄米かいろのお店 ■nagominagomi■
ひとつひとつ手作りで、注文を受けてから手作りしているそうです。
小豆かいろ・お腹or背中用 はあずきがたっぷり600g入っていて、温かさが長持ちして、焦げにくいです。
専用のカバーと
レンジを使わない派もOKな湯煎調理バッグ付きです。
※お湯に全部浸けなければいけなかったようで、このあとビニールを一部焦がしました・・
あずきカイロを温めて、風呂敷で巻いて、子供が痛いと訴えるところに(赤ちゃんならお腹に)当てます。
これで、なんどもなんども解熱剤なしで発熱を乗り切ってきて、パッと高熱を出して1〜2日で下がるようになりました。
この夏、お腹痛いだのじんましんだの、子供に不調が起こる度あずきカイロをレンチンしました。ヘビーローテーション中です。
▼関連記事
子供の熱に解熱剤はいらない。りんごとあずきカイロ子供の熱を1日で下げる方法。 – むしろ台所診療所
賢い人は薬に頼らない
世界一の金持ちである石油王、ジョン・D・ロックフェラーは
「医療を独占すれば、石油トラスト(独占利益)などにより、さらに莫大な利益をもたらす可能性に思い至ったのである」
ロックフェラーは、自然治癒力に基づいて患者を治してきた
- 自然療法(ナチュロパシー)
- 整体療法(オステオパシー)
- 心理療法(サイコオパシー)
- 同種療法(ホメオパシー)
これらを弾圧し、
薬物療法(アロパシー)
中心の極めて偏った医療を”近代医療”として推進しました。
それは「石油王」ならではの狙いがありました。
数十万トン単位で採掘した原油を、化学工業でミリグラム単位の薬剤に化けさせる
”悪魔の錬金術”そのもの・・
しかし「医療王」の”かれら”は
クスリも飲まない
医者にもかからない
彼らは徹底弾圧してきた自然療法(ホメオパシー)を密かに受けている・・・のです!
「ロックフェラーに学ぶ悪の不老長寿」より
社長が自社製品を食べないヤマザキパンと構造が同じというか・・
闇を感じます。
私の夫もこの話は極端だと言っていましたし、何がなんでも医療に頼らないというのは現代では難しいと感じます。
もちろん、ロックフェラーだけが悪いだけじゃなくて、私たちが望むから薬物療法(アロパシー)が一般的になったという面もあると思いますね。
今まで薬に頼ってたところから突然「解熱剤何がなんでも使わない!」というのは難しいと思いますが、ほんとうに辛い時だけ効き目の穏やかなアセトアミノフェン(山田先生推奨)からはじめて徐々に薬いらずの子育てにシフトしていってもらえたらいいなーと思います。
参考図書
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