こんにちは。歯医者が苦手な仙人主婦もむらです。
ちゃんと歯磨きしているのに、なぜ虫歯になるんだろう?という疑問の1つに「唾液がちゃんと出ているか」があると思います。
私は3歳から29歳までずっと副鼻腔炎で病院に通っていました。
鼻づまりだと必然的に口呼吸になります。
鼻づまり=口呼吸=口の中が乾く=唾液が少ない=虫歯になりやすい
ということを先日薬剤師でホリスティック医療家の宮本さんが主催する「ホリスティック健康手帳の作り方」で教えていただきました。
「鼻づまりや口呼吸を治しましょう」とは歯医者さんでは言われませんよね。
健康な口の環境は、健康な身体の上に成り立っていますが、意外に歯科では重要視されません。
体は全体として生きていて、一部分だけ健康ということは考えにくいのです。
全体ということを忘れないで考えれば、歯の健康を守ることは意外に簡単なことです。
あなたは口呼吸ですか?唾液はちゃんと出ていますか?
- 朝起きた時に口が乾いていませんか?
- 唇が乾いていてリップクリームが手放せないですか?
- いびきをかいていますか?
- 気がつくと口呼吸になっていませんか?
- 慢性的な鼻づまりで口呼吸になってしまっていませんか?
- 唾液はネバネバしていませんか?
鼻づまりでいつも口呼吸だった
私は3歳から29歳までの27年間、副鼻腔炎で耳鼻科に通い続けました。
その間、気がつけばいつも口呼吸だった気がします。
基本的に鼻がつまっているので、口からしか呼吸できません。
夜もおそらく口をあけて寝ていたと思いますし、寝起きは何か飲まないと喉がカラカラでした。
おそらく虫歯のなりやすさは、唾液の少なさも影響していたと思います。
でも、歯医者さんで「あなたは唾液が少ないですよ」と指摘されることはありません。
「歯の質が弱い、脆いですね」と言われるだけです。
「歯の質が弱いんだ・・質は自分ではどうにもできない」という諦めに陥っていました。
サラサラの唾液は歯を保護してくれる
IN YOUライターで薬剤師の宮本さんが唾液について記事を書いていました。
サラサラの唾液は歯を保護してくれるそうです。
唾液は、歯の表面に皮膜を作ります。虫歯の原因であるミュータンス菌が入らないようにしてくれます。
人の歯の平均寿命は、上が62年、下が66年と言われています。
上下の歯に4年の差がある理由は、下の歯には「サラサラ」唾液を出す舌下腺が近くにあり、唾液に常に 触れている状態になっているからです。
唾液に触れていることは、歯を守ることにもなるのです。
人の歯の平均寿命は上が62年、下が66年というのはすごいですよね。
人間の体の中で一番硬いエナメル質ですから、そう簡単に溶けない仕組みにはなっているはずです。でも、虫歯になるということは生活の中の何かが間違っているんですよねー。
ここでは、歯を保護してくれる唾液をサラサラに、たくさん分泌するためにできることを考えました。
唾液を減らす悪習慣
⬜︎口呼吸
⬜︎運動しない、歩いたりしない
⬜︎前屈み、悪い姿勢
⬜︎いつもマイナス思考
⬜︎笑わない
⬜︎しゃべらない
⬜︎よく噛まない
⬜︎不規則な食生活
⬜︎暖房冷房の効いた部屋にずっといる
⬜︎湯船に浸からない
⬜︎軟らかいものばかり食べる
⬜︎薬をたくさん飲む
⬜︎アルコールの飲み過ぎ
⬜︎タバコを吸う
⬜︎パソコン、ゲーム、スマホの画面を見つづける
⬜︎暴飲暴食
⬜︎昼夜逆転生活
引用 唾液が持つ、恐るべし効果!あなたの体を守る最初のバリア、口内の「唾液」の知られざる事実
この中で当てはまるものはいくつありましたか?
私はパソコンやスマホの画面はめちゃくちゃ見てます笑
もうちょっとアナログな時間を増やしたいと思います。
唾液サラサラ大作戦!
鼻づまりを治そう
もしあなたが鼻づまりが原因で口呼吸をしているなら、まずは鼻づまりを治すところからです。
私も27年間副鼻腔炎で耳鼻科に通い続けましたが、牛乳をやめたことでアッサリと完治したのです。
日本人の85%は「乳糖不耐症」!27年間治らなかった副鼻腔炎が、牛乳を辞めたことによって一瞬で完治した話。
牛乳大好きで、1日1リットル水代わりに飲んでいた成長期。
親も買うのが大変だったことでしょう・・
自然療法やアールユヴェーダを学んでいくうちに
- 日本人には乳糖を分解する酵素を持っている人がほとんどいない
- 牛の体温は人間より2度高く38.5度あるのに人間は36.5度。2度の温度差があるために吸収しきれないのです。
- 牛乳は子牛にとっての完全栄養食品。人間が横取りしてもうまく吸収できない。
どんな本を読んでもだいたい牛乳は日本人に合わないという情報が書いてありました。
大好きだったのですが、ある日ふとやめてみると長い間悩んでいた鼻づまりがスッキリと治ったのです!!!!
牛乳は飲まないという人も、アーユルヴェーダでは粘液を増やす食べ物というのがあります。
<野菜類> 芋類全般など
<果物類> バナナ、アボカドなど
<豆類> 豆腐、豆乳
<乳製品> 牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリーム
<砂糖> お菓子、ケーキ、饅頭など
<油> 油は全ての種類
出典:http://hanatooru.com/archives/281.html
プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手はグルテン(小麦)不耐症だったそうですが、小麦抜き生活を始めて鼻づまりが治ったそうです。
あなたの鼻づまりの原因がなんなのか、1つずつ検証してみるのも手だと思います。
できるだけ精米度の低いお米を食べよう
世の中本当に柔らかい食べ物が出回っているなーと感じます。
イーストで膨らませたふわふわのパンや噛み応えのない白米。
まずはメインの穀物であるお米を、噛み応えのあるものに変えてみるのはどうでしょうか。
私は玄米を10キロ買って、近所のコイン精米で精米しています。
4歳(15キロ)1歳(10キロ)と米10キロです。
もうちょっと分搗き米が手に入れやすいといいんですけど・・
普段分搗き米を食べていると、外食や外で白米を食べた時に「物足りない、噛まずに飲んじゃう」と感じます。
胃が丈夫じゃないから、と玄米を拒否しつづけていた母も、分搗き米にハマっています。今では「分搗き米だとしっかり嚙める。白米だと物足りない」というほどです。
オイルプリング(ごま油うがい)
鼻づまりは治って口呼吸もしてないはずだし、分搗き米をしっかり噛んでいるはずなのに、なんとなく唇が乾いている感じがおさまらない私。
唾液を分泌して口の中の環境を整えるにはオイルプリング(ごま油うがい)がオススメです。
オイルプリングの起源はアーユルヴェーダというインドの伝統医学です。
オイルプリングの効果
・喉のコンディションを整え、風邪を予防したり声にハリを出す
・唾液の分泌力が上がり、消化が促進され口臭予防に役立つ
・顔の肌のツヤやハリに効果がある
・白髪予防や抜け毛の予防にも効果があると言われている
・口内の細菌の除去。歯や歯茎の健康を保ち、虫歯や口臭の予防にもなる
オイルプリングのやり方
用意するもの・・・・太白ごま油
(1)火入れした白ごま油大さじ1杯を口に含む。
(2)のどに行き渡るようにガラガラとうがいをする
(3)口全体に行き渡るようにクチュクチュとゆすぐ
(4)ティッシュペーパーに吐き出す
(5)お白湯で口をゆすぐ
周囲の人にオイルでうがいをしているというと、非常に気持ちわるがられるのですが、本当に気持ちいいです。
朝一番にやるのがオススメです!
毎朝一粒の梅干し
梅干しと聞くだけで唾液が分泌されるのはみなさんわかっていただけると思います。
唾液の分泌を促す酸味と塩味です。梅干しにはその両方が備わっています。
梅干しは昔から「朝の梅干しはその日の難逃れ」というように、塩け(陽性)と酸味(陰性)の効いた梅干しには気分をさわやかにさせ、体をシャキッと引き締めて反射神経を敏捷にするなど、不思議な効用がたくさんあります。
とはいえ、私も梅干しがずっと苦手でしたし、毎日食べるというとちょっと勇気がいります。最近調子がいいので梅しょう番茶も飲んでいませんでした。
おばあちゃんや母親世代はおにぎりというと梅干しを入れてきますよね。それには意味があったんだなぁと思います。
習慣というのは続けてこそ意味があると思うので、毎朝梅干しを一粒食べることを新習慣にしたいと思います!
歯医者フリーを目指して
ちゃんと歯磨きしているのに、それほど甘党でもないのに、なぜか健診のたびに小さな虫歯が見つかっていました。
こうやって勉強し始めると口の中の状態とはリンクしていなかったんだなぁと思います。自分の唾液の量なんて、指摘されることもないですし、そんなきっかけもないのでずっと気づかない人も多いと思います。
あなたの口の中は乾いていませんか?口呼吸ではありませんか?
昼は意識していても、夜はイビキをかいていたり、口呼吸だったりするかもしれません。パートナーや家族に確認してもらうことも1つの手だと思います。
私自身のために調べた唾液サラサラ大作戦ですが、歯医者フリーな生活を目指す読者の方のためになればと思います!
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