「はちみつで人が亡くなる」ということをたくさんのお母さんに知ってほしい。


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西原式育児
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こんにちは。4歳2歳の母もむらです。

先日生後5ヶ月の男の子が離乳食として市販のジュースにはちみつを混ぜたものを与えられていたそうで、「離乳食として与えられたはちみつ(推定)」を原因とする食中毒による死亡という悲しい事故が起きました。

赤ちゃんの腸は網目がユルユルで、通してはいけないものもすり抜けてしまいます。

赤ちゃんの腸が完成するのは、歯が生え揃う2歳半頃。

それまではどんなにオーガニックなはちみつでも赤ちゃんには負担なんです。

はちみつだけがダメなんじゃないですよ、

赤ちゃんの腸にとって母乳以外のものは消化に負担なんです。大人とは違うんです。

たくさんの人に知ってほしいので、シェア拡散お願いします。

ボツリヌス菌による食中毒死亡事例

都内において、はちみつの摂取が原因と推定される乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。
 乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞※が腸管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素により発症します。
 乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつを与えるのは避けてください。

食中毒の発生について~1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください。~ 東京都福祉保健局

2017年3月にはちみつに含まれるボツリヌス菌による死亡事例が起きました。

色んな離乳食本にもはちみつは1歳から、と書いてありますが、このような事件が起きてしまうのはなぜなのでしょうか。

お母さんの知識不足と責めることもできるでしょう。

しかし、私が思うこの事件の本質は「生後6ヶ月から離乳食を与える」という風潮にあるのではないかと思っています。

大人がはちみつを食べてもなんともないですよね。

赤ちゃんはどんなにオーガニックなハチミツでも亡くなる可能性があります。

ハチミツだけがダメなんじゃないんですよ、他の食べ物も赤ちゃんにとっては負担なんです。

どんなに無農薬で無添加でも、です。

ということは、赤ちゃんと大人の腸は構造が違うんだということに気がつきますよね。

そのことに気がついているのは、口腔専門の医師である西原克成先生や数名の医師だけ。
豊受クリニックの高野先生も離乳食は1歳以降を提唱していますね。

西原先生が提唱しているのは、歯が生え揃う2歳半まで母乳中心に育てるという西原式育児です。

詳しくはこちらのカテゴリーをご覧ください。

西原式育児 カテゴリーの記事一覧 – むしろ台所診療所

自分の子を西原式で育て始めて、大人にとってはなんともないものでも、子供の腸にとっては負担なんだなぁということにたくさん気がつきました。

はちみつは5歳から

実際にはちみつは何歳から食べていいのでしょうか。

日本では「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わない」と母子手帳に書かれています。

しかし、大人と赤ちゃんの腸の構造の違いに気がついた西原先生は

「2歳まで母乳中心、5歳まではちみつは与えず、代わりにメープルシロップを与える」と「赤ちゃんの生命のきまり―知ってかんがえて育てよう」の中で書かれています。
ちなみに、私も知らなかったので2歳くらいからはちみつを与えていました。。

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5歳までの幼児の腸は大人とは違って、白血球が悪玉菌を吸収して血中をめぐり、赤ちゃんの免疫病を発症するのです。

 赤ちゃんの生命のきまり―知ってかんがえて育てよう

 私の長女は4歳ですが、西原式を取り入れて育てていると、消化能力を超えたものを食べるとうつぶせ寝になったり、便秘になったり、緑便になったりします。

2歳半で腸が完成するけど、5歳までは離乳期と考えた方が良さそうだと感じています。

オーガニックな毒

はちみつといえば砂糖に変わる自然な甘味料ですが、与える時期によっては死をもたらすこともあります。

この事件の教訓は「はちみつだけがダメ」なんじゃないんです。
赤ちゃんと大人の腸は違っていて、生後6ヶ月から離乳食を始める根拠がないってことなんです。

このような事故が起こらないよう、たくさんのお母さんに西原式育児について知ってほしい。
最後に、亡くなられた男の子のご家族様にご冥福をお祈りいたします。

 

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