乳児湿疹の中医学対策マトメ

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こんにちは!人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです!
前から公式LINEや講座ではお子さんの湿疹についての質問や相談が多くて、まとめてみたいなと思っていたテーマでした。

  • 子供の湿疹に代替療法とか、色々やっても治らない、、
  • 一時的に良くなってもまた湿疹が出てくる、、

なんて人に読んで欲しい内容です。

皮膚症状というと、結構お悩みが深いジャンル。

ですが、子供の湿疹は、ほとんどの場合「熱」だったりします。
は?熱って?発熱はしてませんけど?って思うじゃないですか。

中医学独特の概念だったりするんですね。熱とか冷えっていうのが。

食べたもので作られたエネルギーを、食べ物で作られた水で冷やして36.5℃を保っています。
このバランスが崩れたときに病気になる、というわけです。

さらに、子供は陽気(=成長するエネルギー)がいっぱいで、熱をたくさん持ってます。バランスが崩れて熱が過剰になると、湿疹になったり、怒りんぼになったり、夜なかなか寝なかったり。

そのバランスを整えるのに有効なのが、ツボだったりします。

ウチの子達も色んなコトがありましたが、湿疹はだいぶ攻略したかな~と最近思ってます。
前置きが長くなりましたが、誰かのお役に立てると嬉しいです!

子供の湿疹は「熱」ってどういうこと?

ここをもうちょっと掘り下げてかいてみます。
まず、湿疹とひとくちに言っても色々あると思います。

乾燥してかゆい
水ぶくれ
赤いブツブツ
ジュクジュク
などなど

中医学実践コース帯状疱疹の回で掘り下げてみて、なるほどと思ったのは、大抵の湿疹は「熱」らしいということ。
ないぞうが熱を持っていて、電熱線を伝って皮膚に熱が出てきてる感じ。ないぞうの火事が外側=皮膚に出てきてる感じですね。なので、水ぶくれなんかは火傷の時と治り方の経過が同じ感じだったりします。

冷えと熱という概念は現代医学にはないのでピンと来ないかもしれませんが、、
冷えの湿疹というのもあります。
痒み、痛みはない、ガングリオンなんかが冷えの湿疹です。

アトピーも基本は熱ですが、瘀血(おけつ=ドロドロ血)があるのでもうちょっと根が深い感じです。


人は水冷式になっていて、食べたもので作られたエネルギーを、食べ物で作られた水で冷やして36.5℃を保っています。

子供の場合は消化器が未熟なので、食べたもので作られるエネルギーも、食べたもので作られる水も基本的に少ないのです。

熱がある状態だと、体感も暑いので、冷たい飲食物を欲するし、洋服も不快で着てくれない、、という悪循環に入ってしまいます。

冷たい飲食物は、体を冷やしてくれそうな気がしますが、、実は真逆。
人体は恒温動物なので、外気温や飲食物の温度が熱かったり寒かったりすると、36.5℃に保つためのエネルギーを消耗します。
電気代みたいなもので、真冬と真夏は電気代高いのと同じで、人体の中のエネルギー=気をとっても消耗します。

アイスなどで冷やされた臓器が過労になると、オーバーヒートします。
この、オーバーヒートした状態が「熱」なのです。

体を冷やすと、臓器が過労になって、オーバーヒートする。それが湿疹の原因になります。

子供の湿疹の原因の多くは冷えだったりします。

湿疹対策に熱取りのツボ

熱を取るのに方法は色々あるのですが、オススメなのがツボ押し。

ものすごーーく平たく言うと、湿疹=熱っていうのは、道路で言うと渋滞とか通行止めみたいなもの
渋滞や通行止め(=熱とか冷え)を取り除いて、正常に循環させると、暑がって洋服着てくれなかったのが着てくれるようになって、冷たい飲食物がなくてもいられるようになって、という感じでシステムが正常化されて少しずつ少しずつ治っていきます。

塗ると一瞬で湿疹が消え去る薬とは違って、1シーズンかけてゆっくりゆっくり変化していくツボや薬膳の作用は、忍耐力が必要。
だけど、ゆっくりだけど、確実に、治っていく。

足つぼの話は中医学講座でもお話しているのですが、オススメは足つぼ。
治癒に必要なツボがルーティン化されてるので、何も考えることなく子供に不調が起きたら足つぼをする、ということができます。
私もワケもわからずとにかく子供の不調は足つぼ!とやってきました。子供的にはマッサージしてもらえるのが嬉しいので、熱を出すと
「足つぼして~」と言ってきます。

そのうちの一つに、内庭というツボがあります。

結局のところ、食べたものを最初に受け止めるのは、胃です。

不具合の最初は胃から始まることが多かったりします。
子供の湿疹や発熱も、内庭(ないてい)というツボで対処できることも多々あります。

そんな感じで子供の湿疹は、自前の治癒力で治せるお手伝いをしてきました。

収入(気血水)が少なくて、支出が多いから、病気になるし、湿疹になる。

ということを踏まえると、意外とやるべきことは簡単だったりします。

▶️2023年7月18日(火)10時〜13時頃「乳がん〜がんは、ただの滞りだった!怖がらないで中医メガネで見てみよう」中医学実践コース#22

機序がわかればそんなに怖いものではない気がしてます!

▶️オススメアーカイブ「ヘルペス・帯状疱疹」”たぶん、世界一笑いながら学べる”中医学実践コース#10

 

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