2歳児、イヤイヤ期と体調の関係/西原式育児3歳レポ

中医学

こんにちは!人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです。
ついに!逆子自然分娩で産まれてきた息子も3歳になりました。

大学同期の子がほぼ同月齢で、SNSで
「イヤイヤ期で大変。せめてパンツを履いて欲しい」
という投稿をしていてハッと気がつきました。
そういえば、2歳といえば魔のイヤイヤ期だったと。

2歳育児はそれなりに大変だけど、イヤイヤ期ってものをマジで忘れているくらい穏やかな日々でした。

イヤイヤ期、思春期、更年期っていうメンタルが乱高下する時期っていうのは、要するに体の変わり目というか変化する時期なんじゃないかな。
変化に対応して養生すれば、心身ともに穏やかな日々が過ごせるんだろうな←イマココ

思い返せば、よく喉に魚の小骨やもやしのヒゲを詰まらせる子ども時代でした。
副鼻腔炎持ちだったし、そういう小さな不具合はいつも抱えていて、なんとなく不機嫌ということが多かった気がします。

2歳のイヤイヤも思春期も、手負いの獣みたいなもので、体が傷ついてたり不調だから暴れちゃうという子は多いと思います(それだけじゃないとは思うけど)

体の不調から来る不機嫌は、減らしてあげられるよ!というメッセージです。

邪が入らないようにすると、育児は3割負担

中医学だと気候の変化とか飲食物の害とかウィルスとか花粉っていうのはザックリ「邪」と捉えます。
中国の医学は、とても雑なのです。(合理的ともいう)

この「邪」と人体の病気を治す「気」が負けた時に病気になる。
負け気味な時も色々サインは出ていて、その1つが不機嫌だったりします。

私は今、尻に痛いニキビが出来てますが、夫が痛いのを知ってて狙って攻撃してきたりしますw
吹き出物1つで簡単に不機嫌になれるのが人間だと思います。

邪も色々あって、ざっくり3つあります。

  • 季節の邪
  • 食べ物・食生活の邪
  • 感情の邪

ウィルスに原因を求めていると絶対に見えてこないのですが、人は思っている以上に季節の邪に翻弄されています。

今のシーズンで言うと、秋分の日は1年のうちで陰と陽がゴロッと転換します。
ザ!季節の変わり目。
娘のクラスではインフルエンザで学級閉鎖になりましたが、あーね、秋分だもんねって感じです。

そういう邪から守るには、長袖長ズボンだったりします。

要するに、西原式育児ですね。

西原式育児とは

口腔専門の医師、西原克成先生が提唱する育児法。

その1 母乳育児が基本、あるいは乳幼児用粉ミルクの使用を

その2  口呼吸を改め、鼻呼吸に
その3  必ず仰向けで寝かせること
その4  緑便、血便は危険信号
その5  赤ちゃんをいつも温かくして育てましょう

その6  紙おむつ、きついゴムひもはやめましょう

その7  ハイハイ期間がとても大切

引用病気知らずの子育て 改訂版

こちらの7つのポイントを守ると、お子さんは病気知らずでじょうぶに育ちますというもの。

歯が生え揃う2歳半までは、基本母乳かミルクというのが西原式の核です。

真夏もほぼ末っ子は長袖長ズボンで過ごしました。
私もココは腑に落ちるまで時間がかかったのですが、筋肉が出来るまでの子どもは「水袋」らしいです。
簡単に冷えてしまうのに、なかなか戻らない。

関連記事赤ちゃんは水袋

世間は子どもは風の子!と薄着信仰ですが、実は元気なのは陽気=成長するエネルギーで、体力がないのが子どもの特徴。

シンプルに、2歳のイヤイヤは体調不良なんだと思います。

この辺の理屈が腑に落ちて温めて育てたら
“みんなに可愛がられる2歳”
という時期を過ごせたんじゃないかと自負しています。

普通の2歳というと腫れ物に触るような感じで、何か起こるとママにへばりついて離れないものですが、うちの息子は誰でもオッケーw

親戚のばあばにも沢山ハグしてくれるので、癒やしをふりまいてます

2歳なので自分でやりたい!が日々爆発してるので、車の鍵の開け閉めや、車のシートベルト、家の鍵の開け閉めも、ミルク調乳に氷を入れるのも、何でもやりたがります。
その辺はなるべく付き合うように時間設定をゆったりにしていますが、希望かなわずやりたがってジタバタしてる息子を抱えて次の予定に向かうこともありますw
でも、切り替えが早いので「やりたかった…」とブツクサ言う程度です。

長女の頃は何にも知らずにアイスもチョコも食べさせ薄着で育ててたので、まぁしょっちゅう熱は出すし、イヤイヤもヒドかったです。
子育て大変って人類滅びない?って常々思ってたけど、私の答えは中医学と西原式にありました。

子どもの体調を整える「ツボ」

西原式育児&中医学に出会ってからというもの、学びに没頭してきたこの数年間ですが、私がすんごーく感動してるのが、ツボで体を整えること。

伝わるかなぁー、この感動が、文字で!
伝わると良いなぁーと思うのですが。

色んなお子さんと触れあうお仕事をしていたのですが、体に触れると色んな感覚があるわけです。

体を触るとひんやり冷たくてじっとりしてたり、氷のように冷たかったり、逆に火照ってたり、拍動してドクドクしてたり、皮膚表面がザラッと鮫肌になってたりと本当に色々。

体調が整ってると、手先足先までふんわり温かくて、充実感があります。
この状態だと体調もいいし、機嫌もいいよね、という確信があります。
服装とか何を飲食するかも大事なんだけど、こういう風に体を整えるのにツボがすごーーく有効。
ツボといっても300個以上あるので、日常に落とし込むには足つぼがオススメ。
私が日々揉んでるツボたちを紹介します。

子供の不調は結局胃、ということが多いので、胃の熱を取ってくれるツボです。足の中指のヒレを着替えの時にモミモミしています。

陰陵泉。ないぞうを直接触ってる、というくらいダイレクトなツボです。

体の余分な水を内臓に押し戻して再消化してくれます。

痰取り豊隆で有名な、ほうりゅうさん。余計な油ってこんなとこに溜まるの?と最初は不思議でしたが、油が溜まってると痛いの。ここが。グリグリします!

2歳のかわいさを満喫させてもらった!

人間は意識と魂の容れ物=肉体で出来てるので、肉体の状態ってすごく精神に関わってくると思うのです。

子どもの機嫌に振り回されてるお母さんに届くと嬉しいです!

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病院と薬局を通う日々を終わりにする、ツボと漢方と薬膳の話です!

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