たけのこが美味しい季節ですね。私もGWに収穫してきました。収穫したりたくさんいただいたりして、すぐ食べるのも美味しいけど、長く楽しみたい!中華おこわとか中華丼にたけのこの食感があると幸せですよね。でも国産たけのこは高い!かといって中国産のたけのこもどうなのかな〜という方へ。長期保存方法をいろいろ調べてみて、簡単にできる方法を見つけました。
たけのこの水煮を瓶詰め
たけのこ掘り名人がこの方法で保存しているそうです。まさに売ってる水煮ですね。ただし、瓶の蓋が変形しているとそこから菌が入ってしまうそうです。手作りジャムなんかも蓋が変形しているとすぐカビちゃいますよね。瓶は新しいものを用意する必要がありますね。しかし、これで常温保存で1年間保存できるというのは驚異的です。まさしく無添加!
真空パック保存
真空パックの機械を使った保存方法です。場所をとらなくて良さそうですが、真空パックの機械が必要ですね。家庭用で4,000円〜20,000円くらいの幅があります。
干したけのこ
たけのこを天日でカラカラに干して保存する方法。お日様パワーを借りて1年くらい常温保存可能です。でも、あのシャキシャキ食感はどうなるんだろう?と思ったら、やっぱりメンマになるみたいです。
調理して冷凍
冷凍保存には向かないたけのこですが、味付け調理して冷凍すれば食感が変化しにくく、冷凍保存OKです!
でも、味付けしてる時点で食べちゃいそうですね。
砂糖漬けで冷凍
いろいろ調べて一番簡単そうだった方法がこちらのたけのに砂糖をまぶして冷凍保存する方法。母が昨年この方法で保存して、たけのこ入り中華おこわなどをいただきましたが、食感もシャキシャキで美味しかったです。
ジップロックなど保存袋があれば、特別に何か用意することなく長期保存できます。
《材料》
水煮たけのこ・・・・・適量
砂糖・・・・・・・適量
ざっくりな表現ですみません。。
1 水煮してアク抜きしたたけのこを使う大きさに細かく刻む。
2 砂糖をまぶして空気を抜いて冷凍する。
簡単!
なぜ砂糖漬けにするとシャキシャキ食感が残るのか、調べてみました。
確かに、ジャムなど、砂糖漬けにして長持ちしているものは、
あるし、砂糖は保存機能が高いというのはわかるのですが、
タケノコのシャキシャキ感は、不思議ですよね!水を沸騰させると、水がなくなっていきますが、
冷凍で冷やしても、同じ様な状況になり、水分が抜けていくんです。
そう!タケノコのシャキシャキ感はもちろん、この水分なのです。この水分ですが、外に抜け出してしまうと、タケノコの、
細胞も凍り始めて、細胞が破壊されてしまいます。
解凍した時に、この壊れた細胞も溶けて、外に流れてしまいます。そうなると、水分を失って、食感も歯ごたえも悪くなり、
うまみや栄養素も流れていくので、風味も落ちてしまいます。そこで!水分が蒸発するのを防ぐ性質をもつ、砂糖の登場です。
タケノコを砂糖でまぶして冷凍した場合、砂糖の性質上、
水と結合しやすいため、タケノコから、
水分が抜けだそうとする前に、砂糖が水分を逃さず、
しっかりキャッチしてくれます。そのため、タケノコのシャキシャキ感や、
ジューシー感を、保ったまま、冷凍保存できるんです♪
なるほど〜
いかがでしょうか。簡単ですよね!掘り立ての美味しさにはかないませんが、たけのこをちょっとずつ1年かけて楽しむ方法まとめでした!
最近のコメント