【受付終了】2月7日(木)10時〜オンライン講座「はじめての中医学」1時間目 西洋医学と中医学の違い/陰陽論

はじめての中医学

こんにちは。4歳6歳姉妹の母、しりたがりあすかです。(このためにペンネームを募集していました!)
このたび新しい情報発信として「はじめての中医学」というオンライン講座を始めます。
全9回、一ヶ月に一講座を予定しています。一時限目は『西洋医学と中医学の違い/陰陽論』です。
私が目指しているのは「保健室の先生」。
夫が高校の時に出会った保健室の先生がなんでもお見通しで、顔を見るなり「あなた昨日お肉食べたのね〜」とか「ナニをするときは換気しなさいよ」など、望診をしていたようです。足裏を揉みながらどこが弱いかなどもなんでもお見通しだったそうで、私はずっとその「保健室の先生」に憧れていました。夫も「あの先生には嘘つけねぇ」と言ってましたw
食べたものなどの影響って見ただけでわかるんだな〜と不思議な気持ちで、ずっとソレがなんだったのか模索していました。
2年ほど前に中医学と出会い、どうも保健室の先生は中医学をやっていたみたいだぞ、と気づきました。そこからもう中医学が楽しくて楽しくて没頭して学んできました。私は普通の主婦(?)ですが、私程度でもざっくり中医学の全体像を理解して子育てや日常生活に活かせています。
なんの資格も持たない私ですが、わかりやすく伝えることについてはプロなので、普通のお母さんと一緒に学んでいけたらと思っています。
家族の健康を守るお母さんが中医学の概念を学んで、日々薬膳などを取り入れたら未病の段階で食い止められたり、怪我をしにくかったり色んなリスクヘッジになるんじゃないかなと思ってます。
一緒に保健室の先生目指して学びましょう!

オンライン講座「はじめての中医学」は全9回

講座の内容
【第1章 理論】
[1時間目]西洋医学と中医学の違い・陰陽論
[2時間目]万物を5つに分ける考え方、五行論
[3時間目]気・血・水を知ってバランスを整える
【第2章 診断】
[4時間目]病気の原因は3つ「外因・内因・不内外因」
[5時間目]見て、聞いて、話して、触って診断する四診(ししん)
[6時間目]あなたの「今の状態」がわかる!八綱弁証、気血津液弁証
【第3章 治療方法】
[7時間目]人体の中にある気血水の通り道「経絡」
[8時間目]中医学理論に基づいた食材を使った養生方法「薬膳」
[9時間目]複数の薬効成分を組み合わせて作られた薬剤「漢方」
1回1時間半程度、完全オンラインでWEB会議室アプリzoomを使って講座を開催します。

1時間目 講座概要

名称読み方その正体
桂皮けいひシナモン
生姜しょうきょうショウガ
陳皮ちんぴ温州みかんの皮
硬米こうべい米(うるち米)
山薬さんやくヤマノイモ
薏苡仁よくいにんハトムギ
附子ぶしトリカブトの根を加熱処理して減毒したもの
阿膠あきょうウシ、ブタなどの哺乳動物の皮、骨、腱、靭帯から作られたゼラチン
牡蠣ぼれい牡蠣の貝殻
蝉退せんたいセミの抜け殻
牛黄ごおうウシの胆石
芒硝ぼうしょう硫酸マグネシウム
石膏せっこう含水硫酸カルシウム
▶︎講座の詳細は申し込みフォームへ

[1時間目予告]西洋医学と中医学の違い/陰陽論

第一回は西洋医学と中医学の違いと陰陽論について。ざっくりですが、こんな内容ですよーっていうのをまとめました。

西洋医学と中医学の違い

よくネットでは東洋医学というけど、東洋医学はアジア全般の医学を指す場合と中医学を指す場合があります。ここでは「中医学」について学んでいきます。
西洋医学と中医学の大きな違いは「正常値」の概念だと私は思います。
西洋医学では検査値が正常範囲内の場合治療対象にはならず、検査の数値が正常範囲を超えた時に病名を確定して治療となります。
先日私が働いているスタジオの社長の内腿全体に紫斑(皮下出血みたいな紫のアザが足全体に💦)ができていました。病院は3つ行って血液検査もしたそうですが、ビタミンCをもらうくらいで原因不明でした。

中医学では太腿の内側は「脾臓」の経絡(けいらく)が通っています。ちなみに胸のリンパのあたりも超痛かったみたいです。
中医学でいう脾臓とはこんな機能があります。

  • 消化吸収の機能
  • 栄養分と水分の輸送
  • 内臓の正常な位置の維持
  • 肌肉・四肢を司る
  • 筋肉に栄養を与え、肉付きをよくする

また、脾臓は胃とセットで、口周りの症状全般は脾・胃の症状です。胃と口が繋がっているというのは知ってる方も多いと思います。
薬膳でいうと脾・胃は甘味を司るので、甘いもの(例:もち米・牛肉・鶏肉・うなご・いわし・白菜・ごぼうなど )が過剰か、質が悪いなどが考えられます。コーラとかコンビニスイーツは質が悪い甘味になるので、そういうのが負担になってる場合もあると思います。
おっと、つい喋りすぎて五行論の話になりました( ̄▽ ̄;)
西洋医学も中医学も得意分野があるので、それぞれ上手に利用すれば良いと思います。中医は怪我など外科的なものは太刀打ちできないけど慢性病や未病が得意です。
個人的には未病の段階でアプローチしていけば大きな病になる心配が少ないので、病という不安が少なければより充実した人生を送れると思うのです。健康は何よりの資本です。

たのしく学ぶ!陰陽論

陰陽とは宇宙のすべてのものは陰と陽2つに分類できますよっていう話です。
このマーク見たことありますよね?

白いところが陽、黒いところが陰です。
陰陽と体がどう関係してくるかっていうと、中医学独特の概念にこんなのがあるんです。

  • 病気の表と裏
  • 病気の虚と実
  • 病気の寒と熱

病気の表と裏っていうのは、病が浅いところにあるか、深いところにあるかというお話。
五臓六腑でいうと、肝・心・脾・肺・腎が「裏」=深いところにある病気
胆のう・小腸・胃・大腸・膀胱が「表」=浅いところにある病気
例えば皮膚病になった時にステロイドで抑えたら、出口がないので逃げ場がなくなりますよね。その病はどこへ行くかというと、奥に潜るしかありません。肺大腸でいうと、アトピーから喘息、潰瘍性大腸炎と深くなっていきます。
 


そんなお話を図解たっぷり、絵で学ぶため今はシコシコと絵を描いています。

陰陽ネコ
そんなお話を陰陽ネコと一緒に学んでいきましょう!
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