解熱剤を使うと治りが一日遅くなる「子どもに薬を飲ませる前に読む本」山田真著


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薬なし育児

こんにちは。5歳2歳の姉妹の母あすかです。
本日の活字中毒書店は「子どもに薬を飲ませる前に読む本」山田真著です。
急に気温が下がって、家族で順繰りに風邪を引いています。
発熱に解熱剤を使わなくなって結構経ちますが、使わない方が治りが早いというのを身を以て実感。
かかりつけの医師も
「解熱剤を使うと病気が1日〜2日長引く可能性があることを知っておく」
と本に書いています。
風邪を早く治したい大人も必見です!

重い脳症の原因は、発熱じゃなくて解熱剤の方だった

先日「インフルエンザワクチンはいらない」の記事でもまとめましたが、インフルエンザや高熱が脳症を引き起こすのではなく、強力な解熱鎮痛剤が脳症を引き起こしていたそうです。

日本では外国に比べてインフルエンザが原因で起こる脳症=インフルエンザ脳症の発生が多いことが知られていました。
その原因は不明と言われていましたが、ポンタールなどの強力な解熱鎮痛薬のしようがインフルエンザ脳症を起こすのではないかと考えられるようになり、子どもには強力な解熱鎮痛剤を使わないようにということが国からも呼びかけられました。
ただ法的にしようが禁止されたというわけでもないので、今もポンタールなどを子どもに出しているお医者さんもいますが、その数はとても少なくなったようです。
その結果、インフルエンザ脳症も少なくなりました。
引用「子どもに薬を飲ませる前に読む本」山田真著

発熱=脳症と信じている人にはこの話を伝えたいですね。。
夫は高熱=種無しを怖がって解熱剤を使いたがりますが、その辺も今度調べてみますw

解熱剤を使った方が治りが1日遅くなる

解熱剤を使って体温を下げると病気が長引くかどうかを調べた研究があって、それも「病気はなぜ、あるのか」にのっていますので紹介しましょう。
まず、水痘(水ぼうそう)にかかった子どもがアセトアミノフェンを飲むと、偽薬(砂糖でできた錠剤)を飲んだ子どもより、治るのは平均して約1日長くかかったという研究があります。
引用「子どもに薬を飲ませる前に読む本」山田真著

山田先生の本にもこう書かれているし、私も実感として解熱剤を使わない方が治りが早い!と思います。

解熱剤を使わずに風邪を治す方法

薬に頼らずに発熱を素早く経過させる方法について今までいろんな記事を書いてきました。代表的な記事をご紹介します。
大人の方はこちらを読んでみてください。
macrobiotic-daisuki.jp
こちらはインユーというサイトで書いた記事。
いいね!が6.4万に増えてました。
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発熱時の体の痛みを和らげて、スーッと眠れます。
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今夫が発熱ちうで腰痛だというので、あずきカイロをあてがっておきました。
発熱中の体の痛みは、あずきカイロですよマジで!!!
ほんと使ってみてほしい!!

薬は使わないけど、病院には行きます

私は薬は使わない派だけど、医師の診断は信頼しています。
ただの風邪かと思ったら感染症だったってこともあるだろうし、集団生活をしている以上は自己判断は危険だなぁと思います。
かかりつけが薬の慎重な山田先生なので、最近子供の熱で受診しても薬なしで手ぶらで帰ることも多いです。
山田先生のところがあいてなくても、不要な薬を受け取らないために
「薬苦手なんですけど。。このまま様子見ていいですかね?」
と先生に伝えて、診察のみで帰ることも多いです。
私も今でこそ薬なし生活だけど、移行期間に医療機関とどう関わっていいかよくわかりませんでしたが、薬が苦手と伝えると寄り添ってくれるところも多いです。
今まで薬に頼っていたところから、突然まったく薬なし生活にはなれないと思うので。山田先生も辛い時はアセトアミノフェンを、といっていますし、徐々に減薬していってもらえればと思います。

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