ユンケルに入ってる生薬は1g○○○円!値段が高い理由と、漢方との違い

中医学

こんにちは!人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです!

お母さんのための家庭の医学最強版「はじめての中医学」と中医学×西原式育児の情報交換コミュニティ「オンラインサロンアンテナ」を主催しています。

知り合いが佐藤製薬に勤めてたらしく、ユンケルなどなど栄養剤の類をもらってたんですが、ふとパッケージを見るとニンジンとかサンザシとかよく見知ったものが書いてありました。
中医学勉強会でどんな内容か聞いてみるとその中の生薬の一つが、ゴールド系の値段(値段がグラム単位)だそうで、急に効いてきたような気がする現金なワタシw
なるほどだから高いのね!と合点したという話です~

値段がグラム単位の高級生薬!

中医学勉強会でユンケルに入ってる生薬を一つずつ紐解いてみました。

地黄(じおう) 補陰。六味丸の主成分で、腎陰を補ってくれる
人参・ローヤルゼリー 気を補う代表薬
山査子(さんざし) 積滞した飲食物を消化して、胃腸機能を回復してくれる。油の消化など。
牛黄(ごおう) ゴオウは牛の胆のうや胆管にできた石。解熱剤としてかぜ薬に使ったり、強心薬として使用。
鹿茸(ろくじょう) 鹿の幼角を酒に蒸して薄く輪切りにしたもの。気と腎の陽気を補う。膝腰の衰弱、慢性疲労、インポなど。腎の陽気を上げてくれるので骨折った時につながりやすくしてくれる。

 

これらの生薬にプラスα添加物やカフェインなどが入ってるんですが、メインの生薬である鹿茸(ロクジョウ)をいつも頼む漢方薬局で値段を調べてみたら!
1g450円!!!!!!
高っ!!!!!!!

それを知って、急に効いてきたような気がするゲンキンなワタシw

ユンケルに入ってるのはチンキらしいので入ってる分量=値段じゃないだろうけど、そりゃ高いはずだわ、、

ちなみに、1gいくらっていう金(ゴールド)かよっていう値段の生薬は他に「熊胆」っていうのがあります。
なんと、1g3,000円。
「くまたん」かと思ったら「ゆうたん」だそうです。
こういう、掘っても掘っても知識が出てくるのが楽しくて仕方がないw

熊胆はクマ由来の動物性の生薬で、名の通りクマの胆のうを乾燥して作られるそうで、強心作用や、肝熱をおさめたりするそうです。ゴールデンカムイっていう漫画にもありましたね(わかる人いるのか?)

漢方との違い

体感として、ですが、味がね。漢方薬はダイレクトに生薬の味ですが、ラムネみたいに飲みやすくなってます。
漢方って身体に合ってると美味しく感じたりするんですが、コレだとそれはわかんないだろうなと思ったりします。

動物性の生薬と、植物性の生薬の違い

普段は高麗人参など植物性の生薬をとりいれてるんですが、動物性の生薬との違いってなんだろう?と思って聞いてみました。

年寄りは肉を食え、というように、人に近いものの方が身体への入り方が違う。子どもは陽気が高くて、1年で数十センチ成長するくらいのエネルギーがあるので、植物性タンパク質の大豆や納豆を消化して変換して筋肉を作れるけど、年をとると消化して変換して、という行程が厳しくなってきます。年をとると大豆はそのまま出ちゃう。ので、動物性のものの方が即効性は強い。

ですが、油などの消化に負担なものが残る可能性はあります。

ボーンブロススープにしても、油を丁寧に取り除いて食べないと逆に消化に負担だったりするのも同じですね。

漢方薬はエキスになってる時点で消化とか変換するっていう問題はクリアになってると思うので、体感的にも疲れた時に動物性生薬はアリなのかもと思ってます。

観察と実験は続きます!コレ良かったよー!などの情報もお待ちしてます!

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