双子を自然出産(経膣分娩)した凄すぎる話を取材しました!自然治癒力の高い妊娠と出産。

薬なし育児

こんにちは。3歳6歳姉妹の母、へんたいあすかです(ペンネーム募集したら色々考えていただいたので毎回変えていきますw)
むしろ台所診療所を書き始めた頃から一緒に仙人系育児を追求している友人が3・4人目になる双子を妊娠・出産しました。妊娠中から中医学の施術を受けて、食べ物で造血して、西原式育児を取り入れた生活をしていたら、ハイリスクで帝王切開が一般的な双子を自然分娩することができました!その様子を取材してレポをまとめました。
双子は喜びも二倍だけど、不安も多いと思います。この記事を読んで、双子出産するパパママの心が軽くなったらいいなぁと思います。

【家族情報】
めいちゃん(30代)
2013年生まれ5歳男の子、2015年生まれ3歳男の子、2017年生まれ1歳双子男子の4人男子を育てる大家族。
双子を出産するときはパパが仕事をやめて上の子たちの幼稚園を送り迎えするなど驚愕エピソード満載です

双子出産は前途多難

双子出産の現状

多胎妊娠は単胎妊娠よりも切迫流産や切迫早産になる可能性が高いと言われています。双子といえば帝王切開が一般的。双子の状態によってもリスクの度合いが変わってきます。

双子には3パターンある


普通の単胎(1人の赤ちゃん)と下の3つの双子パターンを「周産期死亡率」で比べると
●DD(二卵性の双子。膜も胎盤も2つあるタイプ。クリニックレベルでもお産可能。) 周産期死亡率2倍。
●MD (一卵性に一番多く、胎盤は一つ、2人の間に羊膜がある。そのうちの10~15%が双胎間輸血症候群になる。)周産期死亡率5倍。
●MM (一卵性の中でも1%しかいない珍しいタイプ。胎盤は一つ、2人の間に羊膜が無い。)で 周産期死亡率数十倍。全妊娠の中でも最も厳重な管理が必要。
めいちゃんは双子の中でもDD(二卵性で膜も胎盤も2つある)とリスクが低い多胎妊娠でした。

双子は出産できる病院が少ない

2017年の春、子供達が保育園から幼稚園に転園した頃に妊娠発覚。2回目の健診で双子と発覚。びっくりしすぎて帰りの車で号泣。
今回も助産院で産もうと思っていたら双子は産めないとのこと。病院でもNICUがないと双子は出産できないそうです💦
近いから近所の大学病院に行ったら延々とリスクの話をされるし、NICUはないし、予期せぬことが起こったら緊急搬送、しかもどこの病院に搬送されるかわからない。新生児を見れる人がいないなど…ここで産むなくらいの威圧感で話されました。
なんで双子ってだけでこんなに違うんだろう…とビックリしたしショックで駐車場でパパに電話。そこから自分で色々調べ始めました。
大学病院やハイリスク出産などを扱ってる周産期医療の病院など色々調べて、結果小児科に強くNICUが充実している病院へ転院。
ハイリスクの人はドクター同士の医療連携があって、ドクター同士で必要があると認められたら転院できますが、医療センターの先生は「初めて聞いた」→次の診察でも「まだカルテ送ってない」と先生も経験がないのか転院も大変だったそうです。
転院した多摩総合医療センターはドクターもたくさんいて、設備も整っていました。お母さん自身、出産は3回目なので、できれば経膣分娩で産みましょうと言ってくれました。
30週までに経膣か帝王切開か決めてくれればどっちでも対応できる、その間何か起こったら入院かもと言われましたが、出産の選択肢があることにすごく安心しました。
お腹の中では上が4男くん、下が3男くんで、狭いお腹の中を4男くんはなんどもくるくる回っていました。
子宮頸管長が2センチ切ったら入院と言われていました。

妊娠中気をつけていたこと

妊娠中、中医整体の施術を2ヶ月に一度程度受けていました。
(おしげさんの足ツボ&コウケントー も数回受けていました)

・冷やさないこと
・変なお菓子とか食べなかった
・お腹が苦しくてご飯作れなかったので、ひたすら豚汁とご飯
・肉食べてた
・龍眼肉を食べたり十全を飲んで造血していた
・鉄剤はあんまり飲まなかった
・血を作るため豆乳をそのまま飲んでた
・ときどき卵醤
※龍眼肉とは
ライチに似たフルーツで、味はレーズンのように甘いドライフルーツ。心の血を増やしてくれる。
※卵醤とは
参考ブログリンクhttp://umetsubasa.hatenablog.com/entry/2017/04/14/004359

陣痛より痛い安産のツボ


出産前日に中医整体青木さんの施術を受けて、堕胎のツボ(肩のあたりにあります)を押してもらいました。(激痛)
計画分娩で38週に入院。陣痛促進剤を30分ごとに少しずつ足していって自然に近い陣痛を起こしていきました。
青木さんのツボ押しですぐに陣痛が起きたわけではありませんが、出産自体は2時間半でした。
陣痛より青木さんのツボの方が痛かった…
という伝説になっていますw
出血が多かったものの、双子の出産はスムーズ。
大きくなりすぎた子宮がなかなか小さくならなくて、大きい血管が収縮しなくて出血が多めでした。
でも半日後には起き上がれて、翌日には双子を見ることができました。
結局3男が2785g、4男が2960gと二人とも立派に生まれてきました。(ここも驚かれポイント)
生まれる直前まで4男くんは回っていたそうです…(どこに回るスペースがあったんだろう…)

台所的感想


めいちゃんも1人目は普通の病院で陣痛で3日入院して出産、2人目は助産院で徐々に自然派?育児にシフトしてきました。合成洗剤の違和感に気づき、一緒に味噌作りをして、薬を使わない診療所を見つけ、予防接種を減らし、と経済のコマ線から徐々に途中下車してきました。
普段弱音をはかないめいちゃんが双子妊娠中はかなりしんどそうだったので、2人の子をお腹で育むというのは本当に大変なんだなぁと思いました。。
出産は「堕胎のツボ」で2時間半の安産、出産後も驚くべきエピソードが満載です。
生まれてきた双子は、真夏に足つきロンパース着せてもあせもにならないという不思議な赤ちゃん。今まで自分が育ててきた子、見てきた子とは肌感が違うというか、うまく言えないけど。。
本来、ヒトの子育てってこういうものじゃないかなと感じられたら嬉しいです。
双子と西原式育児レポに続きます!

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