こんにちは!人よりちょっと知りたがりの変態の三児の母あすかです!
おかあさんのための家庭の医学最強版「はじめての中医学」という“ためになる漫談”をしていますw
耳鳴りについて今まで色々ご相談いただいてます。お年寄りに多いです。
今年は色々人生においてハードな時期なので(仕事&育児&介護&表に書けないいろんなこと、、)自分自身もやらかしました。体験談&ウンチクを書いてみようと思います!
耳鳴りの音と原因
・雷や風のように大きな音(脳梗塞系)
・重い雑音、耳の閉塞感(水のドロドロ)
・巨大な爆発音を聞いたことがある(血のドロドロ)
・起きてる時ひどくなる、寝てると軽減する(消化器弱ってる系)
・耳鳴りが低く細い、耳を押さえると軽減、過労や夜に耳鳴り増強(老化とか、産後で超絶弱ってる)
ざっくり分けて高い音は熱、と捉えます。飛行機キーン、とか、蝉がミーーン!みたいな感じです。蝉といっても低い音でジーーというのは冷えとか虚(虚弱体質。体力がなくて病気になるパターン)からきています。
今回のキーンという高い音の耳鳴りの対処をご紹介します。
手指のササクレは、内臓の熱
「耳鳴り、ツボ」とかで調べた方もいるかもですが、ツボの選定も人によって色々です。
私は基本オンラインで主婦向けに中医学のお話をさせていただいているのですが、画面の向こうでも伝わりやすいツボをご紹介しています。そのうちの一つが井穴(せいけつ)というツボです。
人の体には実は川のようなもの(経絡)が流れていて、内臓とリンクしています。
経絡の要所にツボ(経穴)があり、全身に360個以上存在します。
専門家になるわけじゃなくて、家庭で対処をしたいだけなので、要点を押さえてツボを覚えたい。そんな時に都合が良いのが「五兪穴」です。
山のてっぺんから水が噴き出して、そこから川になり、湖になり、海(体内)に合流するイメージが五兪穴(ごゆけつ)です。
てっぺんから水が噴き出すところは、井穴(せいけつ)
チョロチョロと細い川になるところは、栄穴(えいけつ)
湖になるところは、兪穴(ゆけつ)・原穴
太い川になるところは、経穴(けいけつ)
海(体内)に合流するところは、合穴(ごうけつ)
というイメージです。
まあ、そんなんがあるのねー、と斜め読みしてもらえれば。
五兪穴は気や血がいっぱい流れているので、ツボを刺激すると影響が大きいわけです。
原穴というのはもしかしたら耳にしたことがあるかもしれません。大腸の原穴「合谷(ごうこく)」だけは知ってる、なんて方もいますよね。
五兪穴の中で内臓の熱を取りやすいのが、井穴です。
伝わりやすいのは、ささくれ。
手指の爪の脇あたりの皮がむけることをささくれといいますが、ツボの視点から見ると「熱が噴き出している」と捉えます。
しかも、指によってどこの臓器の熱が噴き出しているかがわかります。
この、井穴を刺激して熱を取り除くのに最適なのが“つむじ風くん”です。
私は最初コレを聞いた時、何が出てくるのか全く想像がつきませんでしたw
つむじ風くんは強い磁気の棒が入っています。巨大版ピップエレキバンみたいな感じですかね。
ペン型なのでペンケースに入れたり、我が家ではお風呂の壁が定位置です。(壁に磁石でくっつく。子どもがいたずらするのでよく行方不明になります)
つむじ風くんで、爪の脇にあるツボを押すと、内臓の熱が高い人は痛いです。
お酒飲んで食べ放題して、、なんて次の日はとても痛いので、内臓に向かって反省します。
私はお風呂に入ってるときがつむじ風くんタイム。時々思い出したようにやったりします。
ツボや漢方の治り方は、ルービックキューブを整えるようなイメージ。
不快をキュッと止める感じではなく、全体を整えていくウチに他のことも良くなっちゃった、みたいな感じです。
なので、短期間でサッと治ることもあるし、時間がかかることもあります。
私の場合は、数ヶ月かかりましたが、ほとんど気にならない感じになりました(疲れると出たり、寝る前にシーーンとしてると耳鳴りがしてるなーと思うときはあります)
ちなみに、中医学の先生に耳鳴りのことを相談したら、耳門(じもん)のツボを押してもらいました。
拷問かと思うくらい痛かった、、😂
耳鳴りの改善は、ツボと漢方、薬膳の範疇です。
気になった方は是非講座もどうぞ!
受付中の中医学講座!
▶️【残12席】2023年12月14日(木)10時〜13時頃「ピロリ菌・胃痛〜常在菌に負けちゃうデリケートな胃の養生〜」中医学実践コース#26
よわ胃ひと、集まれ〜!!
▶️【受付中】2024年1月25日(木)10時〜13時頃「膀胱炎・前立腺炎・尿路結石・排尿困難〜腎が下がると起こるシモの不調〜」中医学実践コース#28
最近のコメント