授乳やめたので、十全大補湯やめました【授乳後の漢方ドーピング事情】

中医学

こんにちは!
人よりちょっと知りたがりの三児の母あすかです!

逆子自然分娩で産まれてきた末っ子も2歳になりました!

今思い返しても、ミラクルな出産でした。もうあれから2年経つのか。。

おっぱいをやめたのが、最近のトピック。
うちの夫も少し前にタバコをやめたからか、おっぱいの禁断症状に苦しんでるように見えるらしくw
末っ子がおっぱいを欲しがるのを、よく同情していましたw
禁断症状も10日くらいでおさまり、今はなくても平然と過ごすようになりました。

おっぱいがなければ寝てくれるかというとそんなことはなく、夜中に一回ミルクを調乳して飲ませてます。
(枕元にミルクセットを置いてある)
動画でもお話しましたが、次女は3歳半くらいまで夜中のミルクが続いたかなー。

時々、朝までぐっすり寝てくれる時が出てきて、歓喜です😭本当にウレシイ。。

食べ物はというと、最近おっぱいをやめたからか、姉たちや私が何か食べてると「も!も!」(自分も)と請求してくるように。
りんごとか、きゅうりとか、そういうもののカケラを食べるようになりました。
手に取るけど、食べられないと判断すると私たちの口に押し込んできますw

世間一般の流れとは違う育児だけど、ワクチンゼロ、離乳食も超ゆっくりで、発熱ナシ記録更新中です。

おっぱいをやめたので、妊娠授乳中必須な漢方から、違う漢方に切り替えました!

出産後のボロボロの体は、どうやって復旧する?

最近Kindleで本を読みあさってるんですが(最初の2ヶ月は99円/月なので)西洋医学の先生が書いた漢方の本が個人的にヒット。

グッときた一節がコチラ。

西洋薬は基本的に、敵を攻撃することを目的に作られてます。がん細胞や病原菌を攻撃するのは得意中の得意です。

私はその様子をウルトラマンに例えてお話しします。ウルトラマンはたいてい東京のど真ん中の高層ビル街で、怪獣をこてんぱんにやっつけたあと、3分間のタイムリミットがきたら、さっそうと空へ飛び立っていきます。

テレビでは、そこで「めでたしめでたし」となりますが、もしも実際に都会のど真ん中であんな戦いが繰り広げられたら、現場はとんでもないことになります。ビルや家屋は倒壊して大火災が発生し、焼け野原となって復興まで何年もかかることでしょう。しかし、ここの部分についてウルトラマンはまったく無関心です。

なぜこのようなお話をしたかといいますと、西洋薬の多くは、身体の中で同じような状態を引き起こしているからです。抗がん剤はその最たるもので、がん細胞を体外へ連れ出してやっつけてくれるのなら、こんな頼もしい薬はありません。ところが、身体の中で容赦なく攻撃するために、がん細胞を破壊するだけでなく、周囲の健康な細胞まで傷つけ、辺り一帯を焼け野原(炎症)にしてしまいます。

その焼け野原をいったい誰が復興するのか、現代医学はノータッチです。患者さん自身が、自力で炎症を治すしかないのです。

引用「西洋医がすすめる、カラダが瞬時によみがえるサイエンス漢方」井齋 偉矢 (著)

ウルトラマンと怪獣に例えた人もなかなかいないけど、言い得て妙ですよね。

現代医学は「疲れた」「弱った」「足りない」「冷える」を治す薬はない。

出産も同じで、お腹で人間を生成して出産するなんて、身体が一旦爆発でもしないと出せないわけで。

その、大爆発した後の復興は、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)という漢方が、得意です。
身体全体がすっかりへロッヘロのヨタヨタになった産後の女性にマストな漢方っていうのは、もう長年ブログを読んでくれてる人には耳タコかもれしれませんが(´д`)
(十全が合わない人もいます!アトピーの人や、十全飲むと気持ち悪くなる人も。そういう人にも手立てあります)

産後の全身ヨタヨタヘロヘロの状態は、ずいぶん十全に支えてもらいました。
末っ子の妊娠期間から含めると、約3年ほど十全を倍量飲んできました。
(厳密に言うと、補中益気湯と四物湯をそれぞれ1ヶ月分ずつもらってました)
が!授乳を終えたら、なんとなく、血を補う漢方である四物湯が重たく感じる。。

十全大補湯というのは、血と気を補う漢方なんですが、妊娠授乳、術後など相当弱ってる人のためのもの。
なので、通常運転の人が飲むと、気はともかく「血」の部分が余計になることもあります。むくんだりとか、太ったりとか。

私は、授乳をやめて、補中益気湯のみに変更しました。

補中益気湯っていうのは、世間では胃腸の働きをよくすると言いますが、コッチの世界では「脾」(消化のおやぶん的臓器)と「肺」を元気にする薬。

四君子湯という漢方がベースになっていて、四君子湯は、脾を元気にする=消化能力を底上げしてくれるという薬です。
補中益気湯も、なんとなく重たい、合わないんだよなぁ、という人は、四君子湯に変えてみるのも良いと思います。

現代医学は「疲れた」「弱った」「足りない」「冷える」を治す薬はない、というのはホントに名言だと思います。
それは、中医学の得意分野なので。

これらの不調のモトをたどっていくと、食べたものをエネルギーに変換できないことが全ての元凶。
それを、底上げしてくれるのが四君子湯や補中益気湯です。
ただ、飲んで3日でスーパーサイヤ人になれるとかそういうんじゃなくて、飲んで1年くらいしたらそういえばあの不調がない、、という感じなので。
地味な薬を飲み続けられるだけの納得感が必要。

歳をとったら、補中益気湯しか勝たん、と講座でもよくお話するんですが、コレを知ってるか知らないかで人生のクオリティが違うんじゃないかな。
そして、補中益気湯や四君子湯などの漢方は保険で月1500円程度で手に入ります。
そんな主婦の知恵満載の講座も、11月スタートです!
と宣伝で締めさせていただきますw

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