こんにちは。4歳6歳姉妹の母、ほんのむしあすかです。(ペンネームを募集したらたくさん案をいただいたので毎回変えていきますw)
赤ちゃんの服装といえば、大人より1枚薄着や手足は覆わないのが一般的です。それに対して西原式育児は手足を冷やさない、締め付けないなどとにかく温めて育てるのが特徴。しっかり温めて育てた赤ちゃんがどんな風に育つか、間近で見ることができたのでまとめてみました!
赤ちゃんを冷やしてはいけない理由
世の中赤ちゃんを冷やして育てるのが一般的ですが、口腔専門の西原克成先生は「温かく育てる」ことを推奨しています。服装以外にも離乳食を1歳半から開始したり、口呼吸を改善することで病気知らずの子育てを提唱しています。
赤ちゃんを健やかに育てるためには、手や足がペットの犬や猫と同様にいつも温かくなければなりません。今日、赤ちゃんを夏でも冬でもうす着にして寒く育てる育児法が流行っていますが、これは赤ちゃんに対する虐待です。
引用「病気知らずの子育て 改訂版」西原克成著
細胞分裂するときには、細胞呼吸を担うミトコンドリアが酸素を使って大量のエネルギーを作り、これを使います。哺乳動物の細胞呼吸を担うミトコンドリアの働きには温度依存性があって、37℃から38℃で活性化しますが、赤ちゃんの手足が冷えたり、体温が37℃以下に下がるとこれがうまく働かなくなります。大人でも凍傷やしもやけは、赤血球以外のすべての細胞の中に存在するミトコンドリアの働きが、寒さでダメになったときに起こります。
引用「病気知らずの子育て 改訂版」西原克成著
日々赤ちゃんと触れ合う仕事をしていますが、大人がきっちり着込んでる時でも赤ちゃんの服装はとても薄着なことが多いです。世の中に溢れている情報のほとんどは「赤ちゃんは薄着で」「大人より1枚少なめ」「手足は覆わない」というもの。
裸足信仰、薄着信仰が真実なら、今これだけ病気が蔓延してないのではと思うのです。皆何かしらの病気(アトピー、アレルギー、喘息、発達障害)を抱えている理由の1つに、赤ちゃんを冷やして育てることにあるのではないかと思います。
大人は低体温はよくないという情報は浸透してるのに、なぜ赤ちゃんは冷やして育てるのが当たり前なんだろう??と思いませんか?
赤ちゃんを温かくして育てるメリット
薄着が当たり前の中、きっちり着せた子はどんな風に育つでしょうか?
病気しない、鼻水たれない
基本、あったかく育てていると鼻水がたれませんし、やたらに病気もしません。熱を出しても1日で治ります。うちの子たちも以前は1シーズンに一度程度発熱したり鼻水出したりしていましたが、今ではすっかり鼻水も激減し、幼稚園を休むこともほとんどありません。感染症にも滅多にかからなくなりました。
人見知りしない
一番の違いはココ!
人見知りが強い子に触れると、手足がキンキンに冷えてるなぁと思うことが多々あります。
友達の赤ちゃん(双子)は生まれた時からしっかり温めて育てたところ、人見知りを一切しないそうです。泣いたのは、友達の旦那さん(体格大きめ)にびっくりして泣いただけw
例えば、どこかぶつけたりして赤ちゃんが泣いた時、他の人が抱っこしても「ママ〜〜!」となるけど、双子は誰でもオッケーみたいです。
4〜5時間預けても一度も泣かなかったことが何度もあるそうです。
怖がらない
温かくして育てている特徴の1つに「怖がらない」ことがあります。
人見知りがないことと繋がっているのですが、大きい音がしたり、目の前を大きい子が駆け抜けていっても怖がって泣いたりすることがほとんどありません。
1歳過ぎてジャングルジムを登ったり降りたりしていますが、考えてそっと降りてるので安心してみていられる感じと双子ママのご意見。普通1歳児のジャングルジムって危なっかしくてみていられないと思うのですが、体の感覚がしっかりしてるのかなぁという印象です。
ウンチがオムツから漏れない
母子手帳育児通りに離乳食をあげてるとなぜか、ウンチがオムツから漏れて全とっかえということが多々あるのですが、西原っこであったかくして育ててる双子はなぜかウンチがほとんど漏れません。
なので外出時の荷物も最小限で済むし、着脱が面倒なのでお風呂に数日いれなくてもなぜかいい匂いしかしません。
汗疹にならない
普通夏場は汗をかくと汗疹になるので薄着で過ごすものですが、温かくして育ててる子は夏場に厚着して汗をかいても汗疹になりません。汗疹の原因は汗じゃなくて、汗に負けてる体かもしれません。
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西原式育児服装図解
足つきロンパース期
生まれてから歩き出すまでは、足先まですっぽり包む足つきロンパースがおすすめ。ママ友めいちゃんはカーターズの足つきロンパースをおすすめしていました。最近ユニクロの足つきロンパースがチャックで着脱できるので便利そうでオススメ。(プチプチが嫌いな人は特に!)
締め付けがあると血行が悪くなって冷えるので、基本ゴムは抜きます。うちはおさがりのゴムがテロテロなのを履かせるようにしています。
中は腹巻き、長袖肌着、レッグウォーマー(ゴム抜き)、靴下(ゴム抜き)をまるっと足つきロンパースで覆えば脱げることもありません。気温によってズボン下やネックウォーマーをプラス。冬場は上にセーターやダウンを着せます。
冷えないよう布おむつにするか、紙パンツにしてもゴムは締め付けるのでテープタイプが西原っこの鉄板。
オーバーオール期
歩き始めたらオーバーオールに。おしゃれでオーバーオールを着せてる人もいますが、夏場もオーバーオールなら確実に隠れ西原チルドレンです。この服装の子がワクチン講座などに出ていたらそっと声をかけて仲間になりましょう。
夏でも長袖長ズボン期
西原チルドレンは夏場も基本長袖長ズボン。筋肉がついてきて脱いでしまうのは体が育ってきた証拠ですが、まだ体がふっくらしているうちに脱ぎたがるのは消化能力を超えているサインかもしれません。
親子ともに体が健康なら、人生の試練が激減する
現代の育児書は6ヶ月から人見知りが始まって、病気の洗礼を受けるのが普通だけど、子供がそんなに育てにくかったら人類滅びるだろうと、ずっと感じていました。
持病がなく丈夫な体であることは、人生においてメンタル面で色々あっても持ち直せるだろうと最近思うんです。無駄な試練を乗り越えずに済むというか。
「冷えは万病の元」というけど、本当に知れば知るほど、冷えは大敵、万病の元です。
冷えには気をつけてると思ってた私も、まだまだでした。一度服装を見直してみる機会になれば幸いです!
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